なぜ"今"アーレントが重要なのか ― 激動の時代に考え続けた哲学者を読む。①入門編

hanna_arent.jpg入門編 ホロコースト 全体主義 政治・革命 人としてのアーレント
全体主義の起原 全3巻 エルサレムのアイヒマン

全体主義の起原 不安が求める強い「しるべ」

全体主義の起原 不安が求める強い「しるべ」

ハンナ・ア-レント / NHK出版
2017/08出版
ISBN : 9784142230785
価格:¥565(本体¥524)

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ナチスの迫害を逃れた一人のユダヤ系ドイツ人の著書を通して、排外主義的な思潮や強権的な政治手法が再び現れつつある今、「人間にとって悪とは何か」「悪を避けるために私たちはどうすべきか」を考える。

ハンナ・ア-レント「革命について」入門講義

ハンナ・ア-レント「革命について」入門講義

仲正昌樹 / 作品社
2016/11出版
ISBN : 9784861826016
価格:¥1,944(本体¥1,800)

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トランプ大統領誕生に象徴されるポピュリズムが世界を席捲しつつあるなか、政治はいかに機能し、民主主義はどのように再生できるのか? を考えるうえで必読の書が「革命について」である。日本で唯一の入門講義である本書を手にとってもらうことで、アーレント思想の核心に、容易にアクセスできるようになるだろう。

ハンナ・ア-レント「人間の条件」入門講義

ハンナ・ア-レント「人間の条件」入門講義

仲正昌樹 / 作品社
2014/06出版
ISBN : 9784861824791
価格:¥2,160(本体¥2,000)

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自分一人で、手に取って読むには、難解すぎることで知られる20世紀最大の思想書といえばアーレントの『人間の条件』である。本書は、英語版とドイツ語版の原書を詳細に比較しながら主要用語や概念を解説。難しい箇所を丁寧に解きほぐし、どのように読めばいいのか? をわかりやすく講義する。重版を重ねる定番の入門書。

絢爛たる悲惨 ドイツ・ユダヤ思想の光と影

絢爛たる悲惨 ドイツ・ユダヤ思想の光と影

徳永恂 / 作品社
2015/09出版
ISBN : 9784861825507
価格:¥3,024(本体¥2,800)

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カント・ヘーゲルに連なるドイツ哲学の伝統とカバラと離散の精神を内在するユダヤ系ドイツ思想。世界の哲学・思想界の未踏の高みに到りながら、ホロコーストに極まる未曾有の頽落に遭遇した思想家たちとその精華への親愛の星位図。論考「アーレント『悪の陳腐さ』をめぐって」、および盟友・木田元との長編対談も収録。

アレント入門

アレント入門

中山元 / 筑摩書房
2017/01出版
ISBN : 9784480069405
価格:¥864(本体¥800)

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ユダヤ人として生まれ、生涯を賭してナチス体制に代表される全体主義と対峙した思想家ハンナ・アレント。その思考の源泉を、ナショナリズムや公共性の問題から検証し、『全体主義の起源』、『人間の条件』、『イェルサレムのアイヒマン』などの代表作に跡づける。その思考は、今なお全体主義的な体制を経験している私たち自身の現在を考えるための重要な手掛かりになるに違いない。

ハンナ・アレント

ハンナ・アレント

川崎修 / 講談社
2014/05出版
ISBN : 9784062922364
価格:¥1,404(本体¥1,300)

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全体主義の世紀と格闘した政治哲学者、ハンナ・アレント。全体主義を近代精神の所産として位置づけた彼女は、帰るべき家郷を失った時代の保守主義者として、進歩を信じ得ない時代の革命的理論家として常に時代と対決することで今に続く現代の苦境を可視化し、政治の再定義を通じて公共性を可能にする条件を構想した。その思想の全体像を第一人者が平易に描き出した名著を復刊。

今こそア-レントを読み直す

今こそア-レントを読み直す

仲正昌樹 / 講談社
2009/05出版
ISBN : 9784062879965
価格:¥820(本体¥760)

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20世紀を代表する政治哲学者アーレントが、今、再評価されている。人間の本性や社会の公共性を探った彼女の思考の軌跡を辿り直し、私たちが今生きる社会を見つめ直す1冊。「分かりやすさ」を疑い、アーレント的思考が、現代社会を救う。閉塞した時代だからこそ、全体主義を疑い、人間の本性・公共性を探る試み。

ハンナ・ア-レント 「戦争の世紀」を生きた政治哲学者

ハンナ・ア-レント 「戦争の世紀」を生きた政治哲学者

矢野久美子 / 中央公論新社
2014/03出版
ISBN : 9784121022578
価格:¥885(本体¥820)

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「全体主義の起原」やアイヒマン論争などで知られる、20世紀を代表する政治哲学者ハンナ・アーレント。幾多のドラマに彩られたその生涯と、強靭でラディカルな思考の軌跡を、繊細な筆致によって克明に描き出す。

なぜア-レントが重要なのか 新装版

なぜア-レントが重要なのか 新装版

エリザベス・ヤング・ブル-エル、矢野久美子 / みすず書房
2017/05出版
ISBN : 9784622086185
価格:¥4,104(本体¥3,800)

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政治とは、未曽有の事態の中で創造的に判断することである。「暗い時代」にアーレントはいかに考え、判断にたどりつき、言葉を与えたのか。そして現代世界にどう継承されたのか。学派をつくらなかったアーレントのほぼ唯一の弟子といえる著者が、『全体主義の起原』、『人間の条件』、『精神の生活』を軸に思考の核心へと分け入り、アーレントを鮮やかによみがえらせる。

ハンナ・ア-レント、あるいは政治的思考の場所

ハンナ・ア-レント、あるいは政治的思考の場所

矢野久美子 / みすず書房
2014/09出版
ISBN : 9784622078821
価格:¥3,024(本体¥2,800)

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アーレント独特の鍵概念である《現われ》や《あいだ》は、伝統の崩壊という認識からはじめられた彼女の政治的思考と、どのように結びつくのか。また亡命ユダヤ人であるアーレントは、なぜ論争を生んだ『イェルサレムのアイヒマン』を書いたのだろうか。ヤング=ブルーエルによる伝評伝や膨大なエッセイ・書簡に分け入りながら、「アーレントとは何者か」を真摯に問いかけていった成果。

ハンナ・ア-レント 世界との和解のこころみ

ハンナ・ア-レント 世界との和解のこころみ

対馬美千子 / 法政大学出版局
2016/04出版
ISBN : 9784588130205
価格:¥4,104(本体¥3,800)

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アーレントの公共性の哲学を根底で動かしてきたものとは何か。困難な現実を知性によって「理解」し、言葉で物語ることを通じて世界との「和解」に達しうる精神の可能性を探る。メタファー、空間、複数性、構想力などの鍵概念を問い直し、思考する私たち自身を社会へと開いていくためのアーレント試論。

hanna_arent-2.jpgハンナ・アーレント Hannah Arendt

1906-1975。ドイツのハノーファー近郊リンデンでユダヤ系の家庭に生まれる。マールブルク大学でハイデガーとブルトマンに、ハイデルベルク大学でヤスパースに、フライブルク大学でフッサールに学ぶ。1928年、ヤスパースのもとで「アウグスティヌスの愛の概念」によって学位取得。ナチ政権成立後(1933)パリに亡命し、亡命ユダヤ人救出活動に従事する。1941年、アメリカに亡命。1951年、市民権取得、その後、バークレー、シカゴ、プリンストン、コロンビア各大学の教授・客員教授などを歴任、1967年、ニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチの哲学教授に任命される。著書『アウグスティヌスの愛の概念』(1929、みすず書房2002)『全体主義の起原』1-3(1951、みすず書房1972、1974、2017)『人間の条件』(1958、筑摩書房1994、ドイツ語版『活動的生』1960、みすず書房2015)『ラーエル・ファルンハーゲン』(1959、みすず書房1999)『エルサレムのアイヒマン』(1963、みすず書房1969、2017)『革命について』(1963、筑摩書房1995)『暗い時代の人々』(1968、筑摩書房2005)『過去と未来の間』(1968、みすず書房1994)『暴力について――共和国の危機』(1969、みすず書房1973、2000)『精神の生活』上下(1978、岩波書店1994)他。没後に編集されたものに『アーレント政治思想集成』全2巻(みすず書房2002)『思索日記』全2巻(法政大学出版局2006)『責任と判断』(筑摩書房2007)『政治の約束』(筑摩書房2008)『反ユダヤ主義――ユダヤ論集 1』『アイヒマン論争――ユダヤ論集2』(みすず書房2013)など。またヤスパース、ハイデガー、メアリー・マッカーシー、ハインリヒ・ブリュッヒャーとの往復書簡集も邦訳されている。

2017.08.21 イベントに行こう