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【新聞書評ピックアップ:今週の1冊】 自らの尊厳を英語に託した女たちの物語。 『さようなら、オレンジ』(9月22日 毎日新聞)

「新聞書評ピックアップ:今週の1冊」
9月22日(日)の新聞に掲載された書評から、注目の1冊をご紹介します。今回は新宿本店ツイッターで紹介しておりました毎日新聞掲載の『さようなら、オレンジ』です。
本書は太宰治賞の今年の受賞作で、作者のデビュー作にあたる。同賞のムック掲載時から異例の好評を呼び、急遽(きゅうきょ)、単行本化されたと聞いている。

 「祈り」という言葉は最近、やや濫用(らんよう)されぎみの気がするので、使うのに慎重になってしまうが、『さようなら、オレンジ』は、本来のそれに相当する何か、しかしその語をたやすく当てはめたくない誠実な何かを書こうと努めた小説だ。ある意味、言葉に対する信念や執念、人の威厳を支えるものと言ってもいい。登場人物たちは異郷で異言語と組みあうことで、人間として生きる足場を築いていく。


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さようなら、オレンジ
岩城けい
筑摩書房 (2013/08 出版)
ISBN:9784480804488
価格:¥1,404(本体¥1,300)

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2013.09.24 書評で読む  文学