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王様のブランチで紹介されました! 中脇初枝さん 『きみはいい子』

6月30日に放送されたTBS系テレビ番組「王様のブランチ」で、中脇初枝さんの 『きみはいい子』が紹介されました。

中脇さんは、高校在学中に小説『魚のように』で第2回坊っちゃん文学賞を受賞してデビュー。今回紹介された 『きみはいい子』 が書店員の間で話題となっている期待の作家です。
※『魚のように』は現在、電子書籍のみでご購入いただけます。

夕方五時まで家に帰らせてもらえないこども。
娘に手を上げてしまう母親。
求めていた、たったひとつのもの―。
『きみはいい子』は、「児童虐待」をテーマとした連作短篇集です。
(BookWeb書誌より引用)

番組中のインタビューで今回の作品を書かれたきっかけについて...


十数年くらい前ですかね、「虐待」という言葉が使われるようになって...。
特に子どもに対する「虐待」事件を、よく新聞やテレビで目にしたり耳にしたりする事が多くなってきたと思うんです。
ニュースや新聞ばかり見ていると、とても「悲しい終わり方」をしたものだけが報道されるので、物語の力で「悲しい終わり方」ではない、そんな道を探してみたいと思うようになったんです。

「虐待」を受ける子どもたちについて...


かわいそうですよね...。
ひどい目にあって、でも親を嫌いにはなれない、そういう時に自分を悪く感じてしまう...。
もちろん親も子どもを選べない訳ですけれど、みんなそういう偶然が積み重なって、そこにいて...。
つらい中にいる子どもたちには、伝えたいです。
そこにたまたまいるだけなんだよって。あなたはいい子なんだよって。

ご自身の子ども時代を振り返り、学校から家に帰ると共働きの両親に代わって、近所のおばちゃんがよく声を掛けてくれて、いま思い出すと自分はとても愛されて幸せだったんだなと感じるとの事。
誰かに大好きって、いい子だねって言われたことは、ずっとその子を助けてくれると思うとのお話でした。

調べたところ、児童虐待には現在の育児状況における不安や孤独、孤立といった問題が大きく影響しているそうです。虐待をしてしまうのも、その人が特別だからではなく、「私もいずれしてしまうかも!?」という類のもの。
この本は、そんな時にも自分を取り戻すきっかけとなってくれるのではないでしょうか。ぜひ多くの方に読んでいただきたい作品です。

(編集部 三浦芳敬)

きみはいい子
中脇初枝
ポプラ社 (2012/05 出版)
ISBN:9784591129388
価格:¥1,512(本体¥1,400)

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2012.06.30 注目の本  メディアで紹介 泣ける 王様のブランチで紹介!