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【じんぶんや第76講】 佐々木敦選「未知との遭遇 ―本物の思考を開始するために―」

紀伊國屋書店新宿本店5階の月がわりブックフェア「じんぶんや」、今月の選者は佐々木敦さんです。今回の選書に関して、佐々木さんからエッセイをいただきました。

佐々木敦さんエッセイ

佐々木敦.jpgのサムネール画像『未知との遭遇』は、『ニッポンの思想』(講談社現代新書)の「続編」として書かれました。しかし、この本は──読んでもらえば一瞬でわかることですが──『ニッポンの思想』で素描した「ニューアカデミズム(八〇年代)以後の日本の現代思想」とは、まるっきり違った書き方になっています。もちろん、これは意図的な選択であって、僕としては、「シーソー」にも「ゲームボード」にも乗らずに、「ニッポンの思想」への自分なりのレスポンスを書いてみるためには、少なくとも文体も書法も、参照される文献や作品なども、従来の流れからは多少とも隔絶していることが必須だと思ったし、それを自分に課しました(この本にはフーコーもドゥルーズもデリダも登場しません)。結果として、ヨーロッパのポストモダン思想よりも、英米の分析哲学系に属する思考にインスパイアされた論議がメインを占めることになりました。また、かなり沢山の、そしてジャンルのバラバラなフィクションが、さまざまに援用されています。けれども、あくまでも主眼となっているのは、浅田彰から東浩紀へと至る「ニッポンの思想の歴史」への批評と、それを踏まえて、「いま、ここ」で生きることを、如何にして肯定するのか、という問いであったつもりです。
 それがどの程度成功しているかはともかくとして、このブックフェアでは、『未知との遭遇』に引用/参照されている書物を中心に、僕がこの本を書くにあたって役立った人文系の書籍を集めてもらいました。かねがね不思議なことは、『未知との遭遇』で書いた「無限後退問題」ではないですが、あるひとつの言説が大抵の場合、先行する諸々の言説への批評的応接として書かれていて、それゆえ固有名詞の知識がないと何が何だかわからないことが多い、いわゆるハイ・コンテクスチュアルなヨーロッパの哲学よりも、予備知識抜きにいきなり読み始めても、アタマさえ働かせれば書き手の主張を理解できる分析哲学や「心の哲学」の方が、ずっと入っていきやすいと思うのですが、どうしてか、とりわけ日本では、あまり人気がありません。これも「ニッポンの思想」の呪縛だと思います。「わかったつもり」になれる本ではなくて、「わからないことを自分で考える」ための最初の一歩となる本、出来合いの知識や情報には還元され得ない、本物の思考(こそが「思想」の前提です)を開始するためのトリガーとなる本たちが、ここには揃っています。

佐々木敦(ささき・あつし)さんプロフィール

1964年生まれ。批評家。
音楽レーベルHEADZ主宰。雑誌『エクス・ポ』編集発行人。
映画・音楽から文学・演劇・ダンス・思想 など多分野にわたって批評活動を展開。
著書に『即興の解体/堕胎』『文学拡張マニュアル』『テクノイズ・マテリアリズム』『(H)EAR』『LINERNOTES』(以上、青土社)、『小説家の饒舌』『「批評」とは何か?』(以上、メディア総合研究所)、『絶対安全文芸批評』(インファス)、『ソフトアンドハード』(太田出版)、『ニッポンの思想』(講談社現代新書)ほか多数。
近刊として『ニッポンの音楽』(講談社現代新書)、『90年代論』(原書房)など。

未知との遭遇 無限のセカイと有限のワタシ

未知との遭遇 無限のセカイと有限のワタシ

佐々木敦 / 筑摩書房
2011/12出版
ISBN : 9784480842985
価格:¥1,944(本体¥1,800)

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オタク的感性が普遍化したゼロ年代、そして今、ネット的セカイが完成した。
ポジティヴな「生き方」はいかにして可能か。
情報科学からポップカルチャーまでを総動員、この世界と、一度きりの生を肯定するための哲学的「自己刷新」本。


佐々木敦さん選書・コメント

動物化するポストモダン オタクから見た日本社会

動物化するポストモダン オタクから見た日本社会

東浩紀 / 講談社
2001/11出版
ISBN : 9784061495753
価格:¥799(本体¥740)

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佐々木敦さんコメント
「東浩紀Ver2.0」の誕生を鮮烈に宣言した記念碑的新書。ここで提示された「オタク=動物=日本社会」という論点は、続く「ゼロ年代の思想」の基調となった。ここから『情報自由論』『一般意志2.0』と読み進んでみれば、東氏のスタンスがきわめて一貫していることがわかる。

クォンタム・ファミリ-ズ

クォンタム・ファミリ-ズ

東浩紀 / 新潮社
2009/12出版
ISBN : 9784104262038
価格:¥2,160(本体¥2,000)

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佐々木敦さんコメント
小説家東浩紀の長編デビュー作にして三島由紀夫賞受賞作。『動ポモ2ゲーム的リアリズムの誕生』の実践篇として読むよりも、著者のSFへの思慕と家族への愛に貫かれた純然たるフィクションとして享受しよう。数多の時間SFの系譜に連なる力作。

郵便的不安たちβ 東浩紀ア-カイブス1

郵便的不安たちβ 東浩紀ア-カイブス1

東浩紀 / 河出書房新社
2011/04出版
ISBN : 9784309410760
価格:¥1,026(本体¥950)

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佐々木敦さんコメント
3冊ある「郵便的不安たち」の最新ヴァージョン。実質的デビュー論文「ソルジェニーツィン試論」、「批評空間」への訣別(?)を告げる「棲み分ける批評」、初期のアニメ論/オタク論などを収録。断言と撤回、迷いとブッチ斬りを基本トーンとする東批評のダイナミズムが濃縮された一冊。

確率と曖昧性の哲学

確率と曖昧性の哲学

一ノ瀬正樹 / 岩波書店
2011/03出版
ISBN : 9784000258050
価格:¥3,456(本体¥3,200)

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佐々木敦さんコメント
ヒューム研究でも知られる一ノ瀬氏が、因果論をめぐって独自の思考を継続してきた「原因と結果」シリーズの最新作。分析哲学のテクニカルな議論を駆使しながらも、あくまでも実感から遊離しない姿勢は信頼できる。本書ではこれまで以上に「生き方」の問題に踏み込んでいる。

時間は実在するか

時間は実在するか

入不二基義 / 講談社
2002/12出版
ISBN : 9784061496385
価格:¥907(本体¥840)

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佐々木敦さんコメント
マクダガートの時間論の詳細な紹介と分析から、著者独自の時間観へと向う。時間という不可思議なモノを考えれば考えるほど、わかってくればわかってくるほど、わからなくなってくるという、哲学の醍醐味を堪能させてくれる。

時間と絶対と相対と 運命論から何を読み取るべきか

時間と絶対と相対と 運命論から何を読み取るべきか

入不二基義 / 勁草書房
2007/09出版
ISBN : 9784326199174
価格:¥3,348(本体¥3,100)

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佐々木敦さんコメント
入不二時間=相対=運命論の、現時点での到達点。丹念に論を進めていきつつも、ここ一番の跳躍力がスゴい。哲学とは「世界」の理解のためばかりではなく、「世界」に潜在する驚きの発見のためにあるものだということが、この本を読むとよくわかる。

虚構の時代の果て

虚構の時代の果て

大澤真幸 / 筑摩書房
2009/01出版
ISBN : 9784480091970
価格:¥1,296(本体¥1,200)

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佐々木敦さんコメント
みんながこだわり、ついつい僕もこだわってしまった「理想の時代」から「虚構の時代」へ、という時代区分を提出した重要な新書の文庫版。オウム真理教が露出させたものとは何か? その後、大澤氏が現在に至るまで展開することになる、アクチュアルな論議の出発点。

量子の社会哲学 革命は過去を救うと猫が言う

量子の社会哲学 革命は過去を救うと猫が言う

大澤真幸 / 講談社
2010/10出版
ISBN : 9784062165570
価格:¥2,376(本体¥2,200)

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佐々木敦さんコメント
巨編『世界史の哲学』の補助線にして前哨戦。多彩なトピックを駆使して、いつにも増してドライヴ感溢れるノリで展開される議論には思わず興奮させられる。あくまでもアクチュアルな問題意識の下に書かれた、巨大なスケールの論議。本質論と状況論が矛盾しないという好例。

大森荘蔵セレクション

大森荘蔵セレクション

大森荘蔵、飯田隆 / 平凡社
2011/11出版
ISBN : 9784582767483
価格:¥1,836(本体¥1,700)

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佐々木敦さんコメント
これもタイミングよく出た本です。「自分の頭で、自分の言葉で、考えてみる哲学」の見本というべき大森哲学の入門としては、これ以上ないと言ってよいアンソロジー。重要な論文がバランス良く集成されているのみならず、編者四名による巻末座談会が素晴らしい。

穴と境界 存在論的探究

穴と境界 存在論的探究

加地大介 / 春秋社
2008/03出版
ISBN : 9784393329061
価格:¥3,024(本体¥2,800)

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佐々木敦さんコメント
現代形而上学の面白さをヴィヴィッドに伝えてくれる格好の一冊。タイトルからしてゾクゾクしませんか? 「存在論」をハイデガー的なターミノロジーではなく、あくまでもロジカルに記述し直そうとする挑戦。哲学分野のみならず、たとえば円城塔の小説とも完全にリンクしています。

偶然と驚きの哲学 九鬼哲学入門文選

偶然と驚きの哲学 九鬼哲学入門文選

九鬼周造 / 書肆心水
2011/11出版
ISBN : 9784902854930
価格:¥3,564(本体¥3,300)

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佐々木敦さんコメント
『未知との遭遇』を校了した途端に新版が出ました。九鬼の「偶然論」をコンパクトに一望できます。拙著で引用した「偶然と運命」ももちろん収録。『いきの構造』があまりにも有名ですが、僕はこちらの方が重要だと思います。

四次元主義の哲学 持続と時間の存在論

四次元主義の哲学 持続と時間の存在論

セオドア・サイダ-、中山康雄 / 春秋社
2007/10出版
ISBN : 9784393323137
価格:¥4,104(本体¥3,800)

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佐々木敦さんコメント
分析哲学以後のタームを武器に、アリストテレス以来の時間と空間を論じる現代形而上学。才人サイダーが「四次元主義」を掲げる本書は、かなり難解だが、まるでめくるめくメタ・ミステリを読んでいるかのような思考のスリルを味合わせてくれる。

世界制作の方法

世界制作の方法

ネルソン・グッドマン、菅野盾樹 / 筑摩書房
2008/02出版
ISBN : 9784480091253
価格:¥1,404(本体¥1,300)

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佐々木敦さんコメント
広義の分析哲学の歴史上、誰よりも核心部分を捉えつつ、他とはひと味もふた味も違ったユニークな歩みをした孤高の人物グッドマン。worldmakingを論じたこの本、どこか飄々としたノリだけど、それでいて論旨は大胆不敵。有名な「グルー」はもうひとつの『事実・虚構・予言』で。

イデオロギ-の崇高な対象

イデオロギ-の崇高な対象

スラヴォイ・ジジェク、鈴木晶 / 河出書房新社
2000/12出版
ISBN : 9784309242330
価格:¥3,456(本体¥3,200)

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佐々木敦さんコメント
かつて「批評空間」に連載され、ジジェク・ブームを惹き起こした出世作。とかくワンパターンが指摘される人ですが、まずこの本から読んでみて、それから一気に最近の『大義を忘れるな』などの大作に挑戦するのもアリだと思います。アクロバティックではあるが「ね、わかるでしょ?」ではないところが信頼できる。

自由は進化する

自由は進化する

ダニエル・C.デネット、山形浩生 / NTT出版
2005/06出版
ISBN : 9784757160125
価格:¥3,024(本体¥2,800)

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佐々木敦さんコメント
多元的草稿モデル、クオリア批判、宗教批判等々、色々と賛否両論多いデネットですが、その主張に僕は概ね賛成です。『未知との遭遇』で言及したかったが枚数の都合で諦めたのがデネットのこの本。「決定論」と「自由意志」の相克を、血も涙もない自然科学的発想で論じたスリリングな本。

世紀

世紀

アラン・バディウ、長原豊 / 藤原書店
2008/05出版
ISBN : 9784894346291
価格:¥5,184(本体¥4,800)

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佐々木敦さんコメント
主著『存在と出来事』の邦訳が待たれる現代思想の現役の巨星バディウが、過ぎ去りし「20世紀」を語り尽くした大冊。数学的知性と文学的完成を併せ持つ彼ならではの詩的かつ論理的な筆致、そして今なお「状況」へのコミットメントを続ける真正左翼ぶりに震えよ。

タイムトラベルの哲学

タイムトラベルの哲学

青山拓央 / 筑摩書房
2011/01出版
ISBN : 9784480427823
価格:¥885(本体¥820)

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タイムトラベルといえば、その実現可能性や、矛盾(パラドックス)の有無ばかりが話題にのぼる。
しかし、そもそもタイムトラベルとは何かを、私たちは理解しているだろうか。
過去や未来に行くとは、正確にはどういうことだろうか。
タイムトラベルの思考実験を通じて「流れる時間」という常識を疑う、独自の視点からの時間論入門。
文庫化にあたって加筆増補。

ゲ-ム的リアリズムの誕生 動物化するポストモダン2

ゲ-ム的リアリズムの誕生 動物化するポストモダン2

東浩紀 / 講談社
2007/03出版
ISBN : 9784061498839
価格:¥864(本体¥800)

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話題を呼んだ前作『動物化するポストモダン』より5年半の待望の続編。前作の問題意識(オタクの消費行動を分析することで現代社会を読み解く)を引き継ぎつつ、さらに「涼宮ハルヒ」シリーズなどのライトノベル、「ひぐらしのなく頃に」などのゲーム、舞城王太郎の小説などを読解することを通じて、日本の物語(文学)の行方について解いて行く。明治以降の「自然主義的リアリズム」、大塚英志の「まんが・アニメ的リアリズム」に対して「ゲーム的リアリズム」とは何か? まさに文芸批評の枠を超えた快著。

自由を考える 9・11以降の現代思想

自由を考える 9・11以降の現代思想

東浩紀、大澤真幸 / NHK出版
2003/04出版
ISBN : 9784140019672
価格:¥1,101(本体¥1,020)

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9・11以降、人はセキュリティと引き換えに自由を権力に譲り渡し、動物のように管理されようとしているのではないか。
「安全」を求める人々の動物的本能が最重視される一方で、イデオロギーや理念などの人間的な要素は形骸化したのではないか。
従来の思想が現状への批判能力を失いつつある今、気鋭の二人が権力の変容を見据え、テロ事件から若者のオタク化までの様々な事象を論じながら、時代に即応した新しい自由のあり方を探究する。
現代思想の閉塞を打ちやぶる迫力ある討論。

リアルのゆくえ おたく/オタクはどう生きるか

リアルのゆくえ おたく/オタクはどう生きるか

大塚英志、東浩紀 / 講談社
2008/08出版
ISBN : 9784062879576
価格:¥928(本体¥860)

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「知識人」は希望を語れるか。
「世代間闘争」の末に見えた地平は?
いまの日本は近代か、それともポストモダンか?
サブカルチャーの諸問題から国家論まで、「わかりあう」つもりのない二人が語り尽くす。

情報社会の倫理と設計 倫理篇 ised

情報社会の倫理と設計 倫理篇 ised

東浩紀、濱野智史 / 河出書房新社
2010/05出版
ISBN : 9784309244426
価格:¥3,024(本体¥2,800)

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人文的知性によって分析されるネットワーク・公共性・匿名性―圧倒的ヴォリュームで語られる、現在性の精髄。倫理篇では、情報社会について社会科学的側面からアプローチする。めまぐるしい変貌を遂げつつある情報社会の状況を、その起源から的確に捉え直し、近未来にまで拡張することで、現代社会を生きるわれわれすべてに関わる論点と、21世紀における社会構築のためのヴィジョンを鮮明に打ち出した伝説のシンポジウム!

情報社会の倫理と設計 設計篇 ised

情報社会の倫理と設計 設計篇 ised

東浩紀、濱野智史 / 河出書房新社
2010/05出版
ISBN : 9784309244433
価格:¥3,024(本体¥2,800)

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工学的知性によって描かれる自由・多様性・民主主義―来たるべき社会を構築するためのヴィジョンがここに。設計篇では、情報社会について技術面からアプローチする。津田大介、藤村龍至を迎えた2010年段階での追加座談会も収めた完全版。東浩紀・濱野智史を中心に、100万字超の圧倒的ボリュームで語られる、21世紀を生きるわれわれのための基礎文献。

原因と結果の迷宮

原因と結果の迷宮

一ノ瀬正樹 / 勁草書房
2001/09出版
ISBN : 9784326153572
価格:¥3,456(本体¥3,200)

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私たちは不思議な事態に直面した時、何だろうとか何故だろうと考える。一言でいって原因を探索する。原因が分れば私たちは一安心する。こうしたことが日常のあり方であってみれば、因果関係の問題が長い間哲学のテーマであったのは当然である。本書は、ヒュームから現代までの因果関係の哲学を考えるに当って、1.過去から未来へという「時制」を軸に据えたこと、2.因果的理解そのものを考察に加える「自己言及」を行なうことの二点を重視した。それによって未来へ向う視線のありかを確保できるというのが著者の主張である。

原因と理由の迷宮 「なぜならば」の哲学

原因と理由の迷宮 「なぜならば」の哲学

一ノ瀬正樹 / 勁草書房
2006/05出版
ISBN : 9784326199143
価格:¥3,780(本体¥3,500)

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本書のテーマは「不確実な根拠」である。現代哲学で取りあげられる題材に即しつつ、原因や理由という根拠がどうしても不確実でしかありえないことを論じる。前半一・二章で、不確実性の内実をなす「確率」と「曖昧性」を主題にする。後半では前半の議論を原因と理由の二つのタイプ(過去言及と未来包含)に応用する。つまり第三章では過去言及タイプである「歴史認識」を取りあげ、第四章では未来包含タイプの「仮説の確証」の場面に即して検討する。全三部作の第二弾。

哲学の誤読 入試現代文で哲学する!

哲学の誤読 入試現代文で哲学する!

入不二基義 / 筑摩書房
2007/12出版
ISBN : 9784480064011
価格:¥928(本体¥860)

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哲学の文章は「誤読」の可能性に満ちている。
すべてを人生や道徳の問題であるかのように曲解する「人生論的誤読」、思想的な知識によってわかった気になる「知識による予断」、「答え」を性急に求めすぎて「謎」を見失ってしまう「誤読」、そして新たな哲学の問いをひらく生産的な「誤読」...。
本書は、大学入試(国語)に出題された野矢茂樹・永井均・中島義道・大森荘蔵の文章を精読する試みである。
出題者・解説者・入不二自身・執筆者それぞれの「誤読」に焦点をあてながら、哲学の文章の読み方を明快に示す、ユニークな入門書。

相対主義の極北

相対主義の極北

入不二基義 / 筑摩書房
2009/01出版
ISBN : 9784480091956
価格:¥1,512(本体¥1,400)

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すべては相対的で、唯一絶対の真理や正しさはない―この相対主義の「論理」を相対主義自身にも適用し、極限まで追いかける。
その最果ての地で、どのような風景が目撃されるのか?
本書では、ルイス・キャロルのパラドクス、マクタガートによる時間の非実在性の証明、デイヴィドソンの概念枠批判、クオリア問題等を素材に、「相対化」の問題を哲学する。
相対主義を純化し蒸発させることを通して、「私たち」の絶対性を浮き彫りにすると同時に、その「私たち」も到達しえない"他なるもの"の姿を鮮やかに描き出す。
ダイナミックな哲学の思考運動が体感できる名著。

足の裏に影はあるか?ないか? 哲学随想

足の裏に影はあるか?ないか? 哲学随想

入不二基義 / 朝日出版社
2009/03出版
ISBN : 9784255004716
価格:¥1,944(本体¥1,800)

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地平線は越えられるか?
「私たち」に外はあるか?
足の裏に影はあるか?
ないか?
「無関係」とはどういう関係か?
...ほか、目の前に立ち上がる問いを、夢中になって、追跡する。
―目もくらむような、24の言葉の結晶。

不可能性の時代

不可能性の時代

大澤真幸 / 岩波書店
2008/04出版
ISBN : 9784004311225
価格:¥928(本体¥860)

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「現実から逃避」するのではなく、むしろ「現実へと逃避」する者たち―。
彼らはいったい何を求めているのか。
戦後の「理想の時代」から、七〇年代以降の「虚構の時代」を経て、九五年を境に迎えた特異な時代を、戦後精神史の中に位置づけ、現代社会における普遍的な連帯の可能性を理論的に探る。
大澤社会学・最新の地平。

アキハバラ発 〈00年代〉への問い

アキハバラ発 〈00年代〉への問い

大澤真幸 / 岩波書店
2008/09出版
ISBN : 9784000220477
価格:¥1,620(本体¥1,500)

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なぜこのような悲劇が? 事件を糸口に時代の像を描く。
秋葉原でおきた無差別殺人事件。「犯行そのものはけっして許せないが、犯人の心情には共感する」という、ネットを中心に顕在化した同世代の声をどう受け止めればよいのでしょう。そこには、若い世代が抱える怒りや孤独、不満、不安、絶望など、私達が目を逸らす事が出来ない、いくつもの問題が横たわっています。

流れとよどみ 哲学断章

流れとよどみ 哲学断章

大森荘蔵 / 産業図書
1981/05出版
ISBN : 9784782800157
価格:¥1,944(本体¥1,800)

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明るい茶の間や台所の床板一枚下によどんでいる哲学的困惑--。「物と心」などの根本テーマをめぐって,独自の思惟を貫いてきた著者が,主として日常生活の場から,人間を限りなく眩惑し続ける二元論的構図の徹底破壊を試みる。

時は流れず

時は流れず

大森荘蔵 / 青土社
1996/09出版
ISBN : 9784791754847
価格:¥1,944(本体¥1,800)

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哲学・科学の根底にある「時間」概念を根底から覆し、フッサールやウィトゲンシュタインも解けなかった「他我」問題を解消、西洋思想の根幹としての「意識」の虚構性を暴くことによって、現代科学の隠れた陥穽を突く。
画期的「自我論」への予兆を秘めた大森哲学の新展開。

自己欺瞞と自己犠牲 非合理性の哲学入門

自己欺瞞と自己犠牲 非合理性の哲学入門

柏端達也 / 勁草書房
2007/02出版
ISBN : 9784326199167
価格:¥3,240(本体¥3,000)

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非合理性が日常にもたらすつまずきやほころびを丹念に解きほぐし、行為を新しい観点から捉える一風変わった哲学入門。

なぜ私たちは過去へ行けないのか ほんとうの哲学入門

なぜ私たちは過去へ行けないのか ほんとうの哲学入門

加地大介 / 哲学書房
2003/11出版
ISBN : 9784886791504
価格:¥2,592(本体¥2,400)

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生きているとは未来に向っていることだ。
過去は変えられるか、未来は決っているか、そもそも時間とは何か。

UFOとポストモダン

UFOとポストモダン

木原善彦 / 平凡社
2006/02出版
ISBN : 9784582853094
価格:¥777(本体¥720)

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UFO(空飛ぶ円盤)と宇宙人についてのおびただしい言説。
そこから、アメリカ社会=現代社会の論理が浮かび上がる。
たとえば、初期の宇宙人は優れた科学を持つ金髪の白人だったが、灰色の肌をした吊り上がった目の邪悪なものへと姿を変え、ポストモダンの時代には節足動物や昆虫になってしまった。
これはいったい何を意味しているのだろうか?
UFO神話、政府陰謀説を丁寧に読み解き、エイリアンと人類の未来を予測する。

「批評」とは何か? 批評家養成ギブス

「批評」とは何か? 批評家養成ギブス

佐々木敦 / メディア総合研究所
2008/12出版
ISBN : 9784944124305
価格:¥1,728(本体¥1,600)

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音楽批評、映画批評、文芸批評...そして批評の言葉はジャンルを「貫通」する本気で書きたい人のための「批評」入門。

ニッポンの思想

ニッポンの思想

佐々木敦 / 講談社
2009/07出版
ISBN : 9784062880091
価格:¥864(本体¥800)

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クラインの壺、脱領土化、天皇論、「悪い場所」論、物語消費、郵便的、動物化―この30年の論壇を読み直す試み。

即興の解体/懐胎 演奏と演劇のアポリア

即興の解体/懐胎 演奏と演劇のアポリア

佐々木敦 / 青土社
2011/05出版
ISBN : 9784791765997
価格:¥2,592(本体¥2,400)

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即興=インプロヴィゼーションを根源から定義し直し、最先端のパフォーミング・アーツの核心を明らかにする、究極の即興原論。

〈私〉の哲学を哲学する

〈私〉の哲学を哲学する

永井均、入不二基義 / 講談社
2010/10出版
ISBN : 9784062165563
価格:¥2,484(本体¥2,300)

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"私"は他の多くの「私」とは違う、唯一無二の独在的な"私"である。
―多くの人々を魅了してきた永井均氏の哲学は、では、どのような問題であり、そしてどのような哲学的可能性やひろがりを持っているのか?
スリリングに思考する。
注目の哲学者4人による本気のコラボレーション。

観念的生活

観念的生活

中島義道 / 文藝春秋
2011/05出版
ISBN : 9784167801328
価格:¥596(本体¥552)

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デカルトに疑念を呈し、ニーチェの矛盾を看破、ドストエフスキーを笑い飛ばしもする。
この一年半の生と思索の軌跡のなかで、唯一無比の哲学者は、死を怖れつつ死を哲学的に追い詰め、時間論を発展させ、高き領域にまで達するのだ。
また、新稿「観念的生活、その後」で明かされる、最終的境地への予感。

後悔と自責の哲学

後悔と自責の哲学

中島義道 / 河出書房新社
2009/05出版
ISBN : 9784309409597
価格:¥723(本体¥670)

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「なぜあの時、ああしてしまったんだろう」「なぜ私ではなく、あの人が?
」人なら誰しも日々かみしめる苦い思い=「後悔」「自責」を問いかえす中から、意図、偶然、運命、同情など切実な主題と人間と世界の本質にせまり、「哲学」することの初心をよびさます、あざやかでせつない名著。

ア-キテクチャの生態系 情報環境はいかに設計されてきたか

ア-キテクチャの生態系 情報環境はいかに設計されてきたか

濱野智史 / NTT出版
2008/10出版
ISBN : 9784757102453
価格:¥2,052(本体¥1,900)

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第1章 アーキテクチャの生態系とは?
第2章 グーグルはいかにウェブ上に生態系を築いたか?
第3章 どのようにグーグルなきウェブは進化するか?
第4章 なぜ日本と米国のSNSは違うのか?
第5章 ウェブの「外側」はいかに設計されてきたか?
第6章 アーキテクチャはいかに時間を操作するか?
第7章 コンテンツの生態系と「操作ログ的リアリズム」
第8章 日本に自生するアーキテクチャをどう捉えるか?

ゴ-ストの条件 クラウドを巡礼する想像力

ゴ-ストの条件 クラウドを巡礼する想像力

村上裕一 / 講談社
2011/09出版
ISBN : 9784062837385
価格:¥1,836(本体¥1,700)

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固有名に宿る哲学、クラウド化する二次創作、現実化されなかった可能性―水子の物語。
現在を彩る物語たちを三つの異なる視点から照射し、そこに見出され問われる新たな作家性"ゴースト"を浮上させる。
もう成長しないと日本と、その震災以後の作品に宿るべき"希望"を描き出す渾身の書。
最もリアルで最も同時代的なキャラクター批評の最新形。

システムの科学

システムの科学

ハ-バ-ト・アレクサンダ-・サイモン、稲葉元吉 / パーソナルメディア
1999/06出版
ISBN : 9784893621672
価格:¥2,160(本体¥2,000)

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「人工物の科学はいかに可能であるか」本書は必然性ではなく、環境依存性―「いかにあるか」ではなく「いかにあるべきか」―に関与するデザインの諸科学、すなわち人工物の科学(The Sciences of the Artificial)の本質を明らかにし、その可能性を問うものである。

「テロル」と戦争 〈現実界〉の砂漠へようこそ

「テロル」と戦争 〈現実界〉の砂漠へようこそ

スラヴォイ・ジジェク、長原豊 / 青土社
2003/04出版
ISBN : 9784791760237
価格:¥2,052(本体¥1,900)

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9・11以後、未曽有のイデオロギー的・抑圧的な国家装置総動員の下、高声に叫ばれる「テロリズムとの戦争」。
アメリカ帝国主義のヘゲモニーに、全世界は加担を強いられるがままなのか。
右翼ポピュリズムの欺瞞・リベラル民主主義の迷妄を共に撃ち、急迫する真なる"敵"とは誰かを見極める。

ラカンはこう読め!

ラカンはこう読め!

スラヴォイ・ジジェク、鈴木晶 / 紀伊國屋書店
2008/02出版
ISBN : 9784314010368
価格:¥1,944(本体¥1,800)

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ついにジジェクが書いた!!
現代思想界の奇才による待望のラカン入門。
現代思想界の奇才、スラヴォイ・ジジェクによるラカン入門です。映画や文学、現代政治のエピソードから、誰もが出会う日常的な体験までを縦横無尽に論じながら、難解と呼ばれるジャック・ラカンの思想を軽やかに解きほぐしていきます。

大義を忘れるな 革命・テロ・反資本主義

大義を忘れるな 革命・テロ・反資本主義

スラヴォイ・ジジェク、中山徹 / 青土社
2010/03出版
ISBN : 9784791764914
価格:¥5,184(本体¥4,800)

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グローバル資本主義そしてリベラル民主主義に支配され、高度資本主義の加速する現代にあって、その潮流に抗する真のラディカリストは如何に考え闘争すべきか―フランス大革命、ボルシェヴィキのロシア革命、毛沢東の文化大革命が、人類の普遍原理を追求し、大流血と恐怖政治の悲惨な結末に終息したのはなぜか。
ハイデガーとナチズム、フーコーのイラン革命も視野に、裏切られた革命の数々の検証から、反資本主義闘争にとっての火急の要請を根源から問い直す、画期的な理論成る。

最小合理性

最小合理性

クリストファ-・チャ-ニアク、柴田正良 / 勁草書房
2009/02出版
ISBN : 9784326199532
価格:¥3,564(本体¥3,300)

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従来の哲学が、きわめて理想化された合理性の概念を無批判に受け入れ前提としてきたのに対し、本書でチャーニアクが問題とするのは現実の人間の合理性である。人間が合理的であるために要求される下限としての「最小合理性」を追求し、認知科学や計算量理論とも整合的な現実的なモデルを作り上げる、すぐれて足腰の強い哲学の試み。

解明される意識

解明される意識

ダニエル・C.デネット、山口泰司 / 青土社
1998/01出版
ISBN : 9784791755967
価格:¥4,104(本体¥3,800)

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デカルトにはじまる物心二元論の時代は終った。
意識の説明は、進化論とコンピュータ・サイエンスのドッキングを通じて、ここに一新する。
先端諸科学の成果を背景に、ヘテロ現象学、意識の多元的草稿論、自己および世界についてのヴァーチャル・リアリティー論など、新しい哲学的見取図を提示し、意識の生成・進化・展開の解釈に画期的地平を拓く。
認知科学の最新の成果を結集。

スウィ-ト・ドリ-ムズ

スウィ-ト・ドリ-ムズ

ダニエル・C.デネット、土屋俊 / NTT出版
2009/12出版
ISBN : 9784757160132
価格:¥1,944(本体¥1,800)

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クオリアのような哲学者の甘い夢が意識の科学を妨害する!第一人者による痛快な批判と新たな展開。

偶然を飼いならす 統計学と第二次科学革命

偶然を飼いならす 統計学と第二次科学革命

イアン・ハッキング、石原英樹 / 木鐸社
1999/05出版
ISBN : 9784833222747
価格:¥4,860(本体¥4,500)

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現代社会は,19世紀に突如起きた統計数字の洪水と理想主義者たちの社会統制の夢から生まれた。本書は,そうした視点から社会思想・統計学・行政を横断する壮大な歴史を,ミシェル・フーコーを思わせる手法で鮮やかに描く。

反事実的条件法

反事実的条件法

デイヴィド・ルイス、吉満昭宏 / 勁草書房
2007/12出版
ISBN : 9784326199525
価格:¥4,104(本体¥3,800)

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事実に反する仮定を使って何事かを述べるとき、私たちは何を意味しているのか。
可能世界論によってこの問いに理論を与えた、全研究者必携の画期的名著。

現代形而上学論文集

現代形而上学論文集

デイヴィド・ルイス、柏端達也 / 勁草書房
2006/02出版
ISBN : 9784326199488
価格:¥3,672(本体¥3,400)

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80年代以降、分析哲学のルーツである論理実証主義による形而上学批判の影響が薄れ、形而上学的な問題に積極的に分析的手法が適用されるようになってきた。本書では存在論に焦点を絞り、物体、出来事、性質といった話題に関して、現在でも言及されることの多い論争的な重要論文を集成。ブームとなりつつある新しい潮流を紹介する。

ドゥル-ズと創造の哲学 この世界を抜け出て

ドゥル-ズと創造の哲学 この世界を抜け出て

ピ-タ-・ホルワ-ド、松本潤一郎 / 青土社
2010/03出版
ISBN : 9784791765355
価格:¥3,672(本体¥3,400)

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ジジェク、バディウなどにその才能を激賞された俊英が、ドゥルーズ哲学の「存在は創造性に等しい」という命題を徹底的読み解き、ドゥルーズの時代の終焉と、新時代の哲学の到来を告げる。
誰もが待ち望んでいた挑戦的にして衝撃的な新しい時代の哲学の誕生。


「じんぶんや」とは?

jinbunya.gifこんにちは。じんぶんやです。
2004年9月、紀伊國屋書店新宿本店5階売場に「じんぶんや」という棚が生まれました。

「じんぶんや」アイデンティティ1
★ 月 が わ り の 選 者
「じんぶんや」に並ぶ本を選ぶのは、編集者、学者、評論家など、その月のテーマに精通したプロの本読みたちです。「世に溢れかえる書物の山から厳選した本を、お客様にお薦めできるようなコーナーを作ろう」と考えて立ち上げました。数多の本を読み込んだ選者たちのおすすめ本は、掛け値なしに「じんぶんや」推薦印つき。
「じんぶんや」アイデンティティ2
★ 月 が わ り の テ ー マ
人文科学およびその周辺の主題をふらふらと巡っています。ここまでのテーマは、子どもが大きくなったら読ませたい本、身体論、詩、女性学...など。人文科学って日々の生活から縁遠いことではなくて、生きていくのに案外役に立ったりするのです。

ご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いします。
「じんぶんや」バックナンバー
こちらのページから今までの「じんぶんや」をご覧いただけます。


【じんぶんや第76講】 佐々木敦選「未知との遭遇 ―本物の思考を開始するために―」
場  所 紀伊國屋書店新宿本店 5Fカウンター前
会  期 2011年12月16日(金)~1月中旬
お問合せ 紀伊國屋書店新宿本店5階 03-3354-5700

2011.12.19 特集[TOP]  人文 文学 佐々木敦 分析哲学 哲学 未知との遭遇 英米哲学