店頭在庫検索
新宿本店ウェブサイトへ
週間ベストセラー>>
単行本
文庫本
新書
▼フェアをお選びください
じんぶんや第33講
「おんなこどもの戦争」フェア
想像してごらん 戦争のない世界を
本当はヒッピーにあこがれる人々へ
戦争と平和は、決して我々と無関係な話ではない―戦争を、平和を、「身近な問題」として考えるきっかけに―紀伊國屋書店新宿本店では、この夏「反戦平和」連動企画を開催致します。
●
【じんぶんや第33講―「平和な社会を構築するために―身近な問題としての憲法改正」】
選者:篠田英朗 (広島大学平和科学研究センター准教授)
どんなに遠い国で起こっている戦争の問題であっても、決して異次元世界の出来事ではありません。
われわれと同じ人間たちが、戦争を行い、平和を作ろうとしているのです。
日本人だって、あなたの町に生きてきた人たちだって、みんな同じでした。
日本人も戦争に歓声をあげ、戦争に打ちひしがれ、平和を求め、平和に酔いしれたのです。
少し立ち止まって、この世界の戦争と平和を、そして日本の戦争と平和を、考えてみる時間があってもいいかもしれません。
遠く離れた問題であっても、身近な問題であっても、きっとあなたは何かを感じるでしょう。
だって、戦争と平和は、決してあなたと無関係な話ではないのですから。
(篠田先生のじんぶんや小冊子用エッセイより抜粋)
平和構築研究の専門家である篠田先生が選ぶ、「身近な問題」として憲法、そして戦争と平和を考えるための厳選20点を紹介します。
期間:2007年8月6日〜9月上旬
場所:紀伊國屋書店新宿本店5階じんぶんやコーナー
●【
「おんなこどもの戦争」フェア
】
「戦争は、男社会のできごとではない」
食卓の上に、着物の柄に、黒板の前に…、戦場のみならず、暮らしのいたるところに「戦争」はあった。
「戦争フェア」と言うと、大上段から「戦争を考える」あるいは「平和とはなにか」といった抽象的な議論になってしまいがちです。
もちろんそうした姿勢を否定するつもりはありません。
ところが、戦争は「戦場」だけで起こるものではないのです。
たとえば戦時下においては子どもの着物の柄に「九八式野砲(昭和13年式)軽爆撃機」や「八九式(昭和4年史記)戦車乙型」が描かれました。
つまり戦争はあらゆる日常を吸収し、社会全体を支配していくのです。
本フェアにおいては、暮らしという視点から戦争を考えてみたいと思い、選書をいたしました。
「おんなこどもの戦争」を、この夏あらためて問い直してみませんか?
*展示物として、戦時中の着物(子ども用)を1点陳列しています。
(インパクト出版会「図説着物柄にみる戦争」の著者よりお借りしました。)
期間:開催中〜8月19日
場所:3階Aカウンター前フェア台G11
●【
想像してごらん 戦争のない世界を ALL WE AER SAYING IS GIVE PEACE A CHANCE
】
ジョン・レノンの「イマジン」は現実を見れば、楽観的だと思われるかもしれない。
ただ反戦だとか平和だとかを主張するのはナイーヴだと言われるかもしれない。
しかし、現在の状況、あれよと防衛庁が省に昇格し、憲法改正が目の前にせまり、世界ではいまなお紛争が止まない、そんな現実に、あえて「想像してごらん」というのもいいのかもしれない。
日常生活でそんなことまったくおかまいなしの私たち。
国境の外は知らないままを通す私たち。
実際は反戦平和を唱えても世界はそう簡単に変わらないかもしれない。
けれども想像しないわけにはいかない。
私たちの世界は言うほど素晴らしくはないし、人間も美しくない。
それでも私たちは夢見人でなければならない。
「反戦」をテーマに戦争写真から思想書まで幅広く集めて展示します。
期間:2007年8月1日〜9月上旬
場所:5階カウンター前G14フェア台
●【
本当はヒッピーにあこがれる人々へ―You can be a HIPPIE whenever you want
】
「ヒッピーに捧ぐ」
「1967年は、まるで未来みたいな年だった」と言ったのは誰だったっけ?
―その67年=サマー・オブ・ラブから40年が経って、フラワームーブメントも、ヒッピーも、ラブ&ピースも、すっかりあの時代のイコンとなってしまった。
けれども、あの時代のきらめきは、今も世界の其処此処に息づいている。
ドアーズを聴いて、ケルアックを読んで、イージー・ライダーを観て。
古着を漁ったり、野外レイヴに出かけたり。
そういうモノたちに痺れるぼくらはみんな、やっぱりフラワーチルドレンの子どもなんだ。
たまには、テレビの向こうで行われている戦争とハンバーガーの関係について考えてみたりもする。
労使の関係は、決して主従の関係ではないと思う。
コーヒーはフェアトレードの豆しか買わないようになった。
そういうアティテュードも、ロハスなんかじゃなくって、きっとあの時代から連綿と受け継がれてきたものなんじゃないか。ラブ&ピースの精神。
魂の旅に出かけよう!ここに挙げた書籍はきっとぼくらを未知の世界へ導いてくれる。
ヒッピーになろう!思いっきり羽を伸ばせる夏休みの間だけでも。
ヒッピーと、その周辺の文化(精神世界・ビートニク・サイケデリックアート・音楽etc.)
に関する書籍・DVDが大集合。
期間:2007年8月1日〜9月上旬
場所:5階カウンター前G15フェア台
Copyright by KINOKUNIYA COMPANY LTD.