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【書評空間 Kinokuniya Booklog 〜文芸アート編〜】

(★号外 2008. 7.11配信号)



“その本が、どういう文脈で、どのように読まれたか―。本が選ばれ読まれた背景が感じられる書評群。
きっと誰もが、その場限りでないパーソナルな接点を見出せる。そんな空間をつくりたい……”
   ――ブックログ宣言 http://booklog.kinokuniya.co.jp/sengen.html

書評空間Kinokuniya Booklog(http://booklog.kinokuniya.co.jp/)では、単なる新刊本紹介にとどまらない総計1000本以上の書評を、これまでにお届けしてまいりました。

その豊穣な書評群から、阿部公彦、大竹昭子、勝田有子、加藤弘一、近代ナリコ、四釜裕子、高山宏、津田正、西堂行人、の各氏がとりあげた文芸・アート分野の60冊余りをピックアップし、新宿南店3階でブックフェアを開催中です。

新宿南店にご来店の節は、国内有数のリアル書店でネット書評と書物が再会する、このスリリングな空間をぜひご体験下さい。

Books
1.阿部公彦氏 http://booklog.kinokuniya.co.jp/abe/


1966年生まれ。東京大学文学卒。ケンブリッジ大学PhD。
現在、東京大学文学部准教授。

著書に『モダンの近似値』(松柏社)、『即興文学のつくり方』(松柏社)、『英詩のわかり方』(研究社)、共著に『20世紀英語文学辞典』(研究社)、『食餌の技法』(慶應義塾大学出版会)など、編訳『しみじみ読むイギリス・アイルランド文学』(松柏社)。「英語青年」で「英語文章読本」連載中。

英米詩を中心に研究するが「抒情とは何か?」 「詩的とはどういうことか?」 「感動するとは?」といった問題意識を出発点にして、その他の関連領域にも関心を持つ。

たとえば「表象としてのグリッド」、「メランコリー、ヒステリーから退屈へという系譜」、「英文学と<ですます調>」、「問答形式の歴史」、「スローモーションの美学」、「胃病の倫理」など。

◇阿部公彦氏の書評ページはこちら
  ⇒ http://booklog.kinokuniya.co.jp/abe/


Books
2.大竹昭子氏 http://booklog.kinokuniya.co.jp/ohtake/


ノンフィクション、エッセイ、小説、写真評論など、ジャンルを超えて執筆。
インタビュアーとしての評価も高く、一言でくくれない多様な面を持つ書き手として活躍している。

最新作は、プロアマを問わずセレクトした100点の写真に短文をつけた『この写真がすごい2008』(朝日出版社)。他の著書に『バリの魂、バリの夢』 『アスファルトの犬』 『カラオケ、海を渡る』 『旅ではなぜかよく眠り』 『眼の狩人』 『図鑑少年』 『東京山の手ハイカラ散歩』 『須賀敦子のミラノ』 『個人美術館への旅』 『きみのいる生活』 など。

現在、都内三箇所の古書店で「カタリココ」を開催中。ゲストを招いてトークを交えながら、それぞれの著書を朗読する。
7/19(土)のゲストは小林エリカ氏(小説・イラスト・コミック・映像)。また、7/13(日)18時〜『この写真がすごい2008』刊行を記念し、大竹昭子×大穂村弘氏(歌人)スライドトークショー「これが私の<すごい写真>」を開催予定。

書評空間」では、写真、美術、文芸、都市と建築、比較文化、旅関係の本などを取り上げる。

◇大竹昭子氏の書評ページはこちら
  ⇒ http://booklog.kinokuniya.co.jp/ohtake/


Books
3.勝田有子氏 http://booklog.kinokuniya.co.jp/katsuta/


精神科医。1960年神奈川県小田原市生まれ。早稲田大学フランス文学科中退。
順天堂大学医学部卒業後、日本医科大学助手を経て、積善会曽我病院勤務。

1998年から2005年まで、ニューヨークの The William Alanson White Institute および Nationnal Psycological Association for Pychoanalysis にて、精神分析と児童・青年のための精神療法のトレーニングを受ける。
現在、小田原市にて開業。曽我病院にて非常勤。医学博士。

著書に、『日本の狂気』(日本評論社,2007,共著)、"On Deaths and Endings"(Routledge,2007,共著)、『開かれた心―精神の倫理を探求する』(里文出版,2005,共訳)、『石へ』(新風舎,2005)、"Eroticisms : Love, Sex, and Perversion"(iUniverse,2003,共著)

◇勝田有子氏の書評ページはこちら
  ⇒ http://booklog.kinokuniya.co.jp/katsuta/


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4.加藤弘一氏 http://booklog.kinokuniya.co.jp/kato/


文芸評論家。1954年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。文芸評論家。
現在、東海大学文学部文芸創作科講師。石川淳と安部公房に傾倒し、目下、安部公房論を準備している。

1995年から、インターネットで文芸サイト「ほら貝」を主宰。
http://www.horagai.com

著書に、『石川淳』(筑摩書房)、『電脳社会の日本語』(文春新書)、『図解雑学 文字コード』(ナツメ社)がある。

◇加藤弘一氏の書評ページはこちら
  ⇒ http://booklog.kinokuniya.co.jp/kato/


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5.近代ナリコ氏 http://booklog.kinokuniya.co.jp/kodai/


1970年神奈川県生まれ。多摩美術大学美術学部芸術学科卒。
小冊子『modernjuice』編集発行人。「女子のくらしと表現」をテーマに、これまで鴨居羊子、手作りと手芸、インテリア、お稽古事、料理書等を特集。

編著者に『FOR LADIES BY LADIES 女性のエッセイ・アンソロジー』(ちくま文庫)、『インテリア・オブ・ミー 女の子とモダンにまつわるあれこれ』(PARCO出版)、『本と女の子 おもいでの60-70年代』(河出書房新社)、『どこか遠くへ ここではないどこかへ 私のセンチメンタル・ジャーニー』(ディスカヴァー)がある。

◇近代ナリ子氏の書評ページはこちら
  ⇒ http://booklog.kinokuniya.co.jp/kodai/


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6.四釜裕子氏 http://booklog.kinokuniya.co.jp/shikama/


1965年、山形県寒河江市生まれ。編集者。
製本についての情報を集めるウェブサイト「bookbar4」を96年より制作し、詩人・奥成達の著者や発言をまとめた「資料室」を、管理人として併設する。

詩集に『心配の速度』『回転ツアー』(highmoonoon刊)。
和光大学表現学部非常勤講師。

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  ⇒ http://booklog.kinokuniya.co.jp/shikama/


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7.高山宏氏 http://booklog.kinokuniya.co.jp/takayama/


1947(昭22)年生まれ。1974年東京大学大学院人文科学研究科修士。批評家。翻訳家。

2008年4月より明治大学国際日本学部教授。長年、無目的・快楽的に蓄積してきた知識の整理と、発信型カリキュラムへの編成・伝習という、なにやら明治啓蒙家的な意欲が湧くのも、「明治」へ行ったせい?

また、4〜8月の第2土曜日・15時〜16時半・稲城市地域振興プラザ会議室にて「江戸の美術を新しく観る!」開講中。(照会・申込はいなぎICカレッジまで)

やっと十年待望のまとまった暇がとれたところで、執筆・翻訳に戻る。
乞う御期待。

2008年夏に『新装版・アリス狩り』『アリスに驚け』(青土社)刊行予定。
翻訳はS.シャーマ『レンブラントの目』(河出書房新社)、B・M・スタフォード『実体への旅』『象徴と神話』(産業図書)等を予定。

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  ⇒ http://booklog.kinokuniya.co.jp/takayama/


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8.津田正氏 http://booklog.kinokuniya.co.jp/tsuda/


1962年生まれ。筑波大学中退。東京都立大学人文学部英文学科卒業。85年、研究社に入社。

実用英語月刊誌『時事英語研究』編集部(5年)、英語教育月刊誌『現代英語教育』編集長(7年)、書籍編集部(3年)を経て、2001年より『英語青年』編集長。(『英語青年』は1898(明治31)年創刊の英語英文学研究誌(月刊))。今年2月より、ふたたび書籍編集部へ。

書籍担当時代に手がけた本に、高橋康也ほか編『研究社シェイクスピア辞典』、蒲池美鶴『シェイクスピアのアナモルフォーズ』、宮崎芳三『太平洋戦争と英文学者』、D.グラッドル『英語の未来』など。

◇津田正氏の書評ページはこちら
  ⇒ http://booklog.kinokuniya.co.jp/tsuda/


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9.西堂行人氏 http://booklog.kinokuniya.co.jp/nisidou/


演劇評論家。近畿大学文芸学部芸術学科(演劇・芸能専攻)教員。

1954年10月東京生まれ。早稲田大学文学部(演劇専修)卒。同大学院中退。HMP(ハイナー・ミュラー・プロジェクト)代表。日韓演劇交流センター・副会長。2004年から06年まで第二次「シアターアーツ」編集代表。

著書に、『演劇思想の冒険』(論創社,1987)、『見ることの冒険』(れんが書房新社,1991)、『小劇場は死滅したか』(れんが書房新社,1996)、『ハイナー・ミュラーと世界演劇』(論創社,1999)、『ドラマティストの肖像〜現代演劇の前衛たち』(れんが書房新社,2002)、『韓国演劇への旅』(晩成書房)、『演出家の仕事 ― 六〇年代・アングラ・演劇革命』(日本演出者協会;れんが書房新社,2006)、『現代演劇の条件』(晩成書房,2006)、『劇的クロニクル ― 1979〜2004劇評集』(論争社,2006)、『演劇は可能か ― <1995年以後>の劇的想像力』(晩成書房,2008)

◇西堂行人氏の書評ページはこちら
  ⇒ http://booklog.kinokuniya.co.jp/nisidou/


Books
10.新宿南店「書評空間 Kinokuniya Booklogフェア」のご案内 (開催中〜7/27)


紀伊國屋書店新宿南店では、上記9人の書評者の方が取り上げられたタイトルの内、文芸・アート分野の60冊余りを展示販売中です。新宿南店にご来店の節は、ぜひこの機会に「書評空間フェア」をご体験ください。

◇開催場所:紀伊國屋書店新宿南店 3階
◇会   期:開催中〜2008年7月27日
◇お問合せ:紀伊國屋書店新宿南店 03-5361-3301
        http://www.kinokuniya.co.jp/04f/d03/tokyo/02.htm


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