| 【戦争の記憶 鎮魂と和解への道】 (No.69 2006. 8. 8配信号) |
アジア・太平洋戦争の終結から、間もなく六十一年となります。 戦後、戦争がわれわれの間でどのように記憶されてきたのか、いま、何が問題なのか、近年の関連書、話題の書から30点をピックアップしました。 ※洋書の価格は7月時点のものです。為替レートの変動などにより変更されることがあります。 ※詳細ページからご注文できない場合は、末尾に記載されている紀伊國屋書店e-Alert事務局宛にご連絡下さい。ご注文方法をご案内します。また、以下から、BookWeb Pro の利用申し込みができます。 http://bookwebpro.kinokuniya.co.jp/files/bookwebpro_annai.html |
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和書 |
【1】 | 国境を越える歴史認識 日中対話の試み | |
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![]() | 劉傑 / 三谷博 2006/05 (東京大学出版会) 標準価格:税込\2,940 ISBN:9784130230537 |
★日中の若手研究者が、近現代の日中関係史を形成し争点となってきた事件・問題について、それぞれの視点から整理し、共通理解への道筋を探る良質の論文集。「両国の人びとが対話を始めるための環境整備の一助となる」ことを狙った本書は、日中で同時出版された。 ※朝日新聞書評(6/25)、読売新聞書評(7/9)で紹介! ※BookLog 書評(大阪市立大学・早瀬晋三 <歴史学>) http://booklog.kinokuniya.co.jp/hayase/archives/2006/06/post_53.html |
【2】 | 戦後和解 (中公新書) 日本は〈過去〉から解き放たれるのか | |
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![]() | 小菅信子 2005/07 (中央公論新社) 標準価格:税込\777 ISBN:9784121018045 |
★日中の和解は可能なのか? 捕虜処遇問題で悪化した英国との関係は好転し、中国との関係はなぜ悪化したのか。講和の歴史を辿り、和解の可能性を探る。 第27回 石橋湛山賞 受賞の好著。 |
【3】 | 魂鎮への道 無意味な死から問う戦争責任 | |
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![]() | 飯田進 1997/04 (不二出版) 標準価格:税込\2,100 ISBN:9784938303198 |
★著者は、神奈川県児童医療福祉財団理事長。ニューギニア戦線で辛酸を舐めた後、BC級戦犯に問われ、巣鴨刑務所に10年近く服役した。戦後、50年の歳月をかけ、誠実に冷静に戦争の実態を見つめ、本当の戦争責任がどこにあるかを問い詰める。刊行から10年、未だに色あせない貴重な書。 「凄惨にして静かなる思索の書」「あの戦争をめぐって、これほどに深く道義としての責任が問われたことはない」(赤坂憲雄) 「公刊戦史の欺瞞を追及し(中略)基本的に日本軍が兵士たちの生命を尊重する姿勢に欠けていたという、もっとも根本的な問題に到達している」(藤原彰) ※こちらの商品は在庫僅少となっております。品切の際はご容赦下さい。 |
【4】 | 岩波講座アジア・太平洋戦争 (戦場の諸相) 5 | |
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![]() | 倉沢愛子 2006/03 (岩波書店) 標準価格:税込\3,570 ISBN:9784000105071 |
★90年代以降の戦争研究の特徴の一つに、「戦場」研究の大きな進展がある。徴兵・訓練・戦闘・戦傷・戦死・除隊・戦後、兵士であることの経験が、さまざまな角度から考察され始めている。 岩波講座 第5巻の本書では、従来の歴史学においては手薄であった「兵士の視点」から、新たな戦争像を描き直す。 |
【5】 | 戦場の記憶 (増補) | |
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![]() | 富山一郎(1957−) 2006/07 (日本経済評論社) 標準価格:税込\2,100 ISBN:9784818818514 |
★沖縄戦を主題に、戦場の記憶を語るとはどういうことかを問う試み。 増補版では新たに三篇の論文とともに、書き下ろしの序文、及び昨年韓国で出版された際のハングル版序文を収録。 |
【6】 | 学徒兵の精神誌 「与えられた死」と「生」の探求 | |
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![]() | 大貫恵美子 2006/02 (岩波書店) 標準価格:税込\2,625 ISBN:9784000224628 |
★敗色次第に濃厚な1943年10月、全国の学徒に動員令が発せられた。 続々と死地に送り出された彼らは、理不尽な戦争での死を受け入れることに苦悶し、厖大な手記を残した。見出しがたい意味を求め、自らの死に納得するために、彼らが払った超人的な努力の悲劇と逆説を、文化人類学者である著者が、余すところなく浮き彫りにする。 |
【7】 | 記憶としてのパ−ルハ−バ− | |
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![]() | 細谷千博 / 入江昭 2004/05 (ミネルヴァ書房) 標準価格:税込\5,250 ISBN:9784623039166 |
★戦争の記憶、記憶の共有をめぐる共同研究。戦争の記憶が、戦後日米関係に及ぼした影響を明らかにし、21世紀の日米関係を一層発展させるために、いかなる記憶の共有が望まれるか。日米の研究者による注目の論考。 |
【8】 | 戦争の記憶と捕虜問題 | |
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![]() | 木畑洋一 / 小菅信子 2003/05 (東京大学出版会) 標準価格:税込\4,410 ISBN:9784130210683 |
★「戦争捕虜処遇問題」について、本書は、捕虜処遇の実態、捕虜処遇問題をめぐる法的側面、問題の歴史的背景、戦後における和解への道程の探求などから構成される。戦争捕虜問題を考える際の手掛かりとなる多様な議論を提供する。 |
【9】 | 戦争と罪責 | |
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![]() | 野田正彰 1998/08 (岩波書店) 標準価格:税込\2,625 ISBN:9784000236065 |
★戦争の時代、そして戦後を通じ、日本人は「悲しむ力」を失い続けてきた。自己の行為に直面し,責任を感じる能力を取り戻すには? 気鋭の精神医学者が、中国で残虐行為を行った旧兵士への徹底した聞き取りを通じて、我われの心の中の欠落と抑圧の問題を解明する。 |
【10】 | 敗戦後論 (ちくま文庫) | |
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![]() | 加藤典洋 2005/12 (筑摩書房) 標準価格:税込\998 ISBN:9784480421562 |
★「戦後」とは何か? 敗戦国が背負わなければならなかった「ねじれ」た国の在り方から、どのような可能性を受けとるべきか?自国の戦死者300万への弔いが先か、被侵略国の犠牲者2,000万への謝罪が先か。発表後、大きな反響を巻き起こしたラディカルな議論の原点が、文庫で蘇る。 |
戦後責任論 (講談社学術文庫) | ||
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![]() | 高橋哲哉 2005/04 (講談社) 標準価格:税込\1,008 ISBN:9784061597044 |
【11】 | 鎮魂吉田満とその時代 (文春新書) | |
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![]() | 粕谷一希 2005/04 (文藝春秋) 標準価格:税込\830 ISBN:9784166604364 |
★戦争責任だけではなく「戦後責任」がある。──「戦艦大和ノ最期」を著した吉田満。大和特攻から奇蹟的に生還、戦後は日銀のエリート行員として勤めながら、責任を問い続け、死者への鎮魂を願った。 本書は、吉田満に心から共感する著者が、吉田満を通し「戦後日本に欠落したもの」を追究する清冽な評伝である。 |
【12】 | シベリア鎮魂歌 香月泰男の世界 | |
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![]() | 立花隆 2004/08 (文藝春秋) 標準価格:税込\2,800 ISBN:9784163657509 |
★鎮魂と救済。シベリア抑留時代を描いた「シベリアシリーズ」で知られる戦後最大の画家・香月泰男。著者・立花隆が10年の構想を経て、完成した香月研究の決定版。 |
【13】 | 征きて還りし兵の記憶 (岩波現代文庫) | |
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![]() | 高杉一郎 2002/06 (岩波書店) 標準価格:税込\1,155 ISBN:9784006030629 |
★「いけにえよ、記憶を語れ」 著者がシベリア抑留の帰還後刊行した『極光のかげに』は、スターリンを汚すものだとして日本共産党幹部から激しく罵倒された。著者は、孤独な長く暗い戦後を歩みはじめた。戦後史を画する人びとと事件の交錯をえがく誠実なヒューマニストの痛恨の回想。 |
【14】 | 記憶すること・記録すること (歴史文化ライブラリ−) 聞き書き論ノ−ト | |
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![]() | 香月洋一郎 2002/10 (吉川弘文館) 標準価格:税込\1,785 ISBN:9784642055451 |
★戦争体験者や村の古老の語る「事実」の本質とは何か?彼らの心意を私たちはどのように受け止めたらいいのか?長年村々を歩き続けてきた著者が、「聞き書き」が内に持つ曖昧さと、その可能性を説き、現代民俗学を展望する。 産経新聞・東京新聞・週刊読書人等、各紙で書評掲載。 |
【15】 | 近代日本と戦死者祭祀 | |
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![]() | 今井昭彦 2005/12 (東洋書林) 標準価格:税込\6,300 ISBN:9784887217119 |
★慰霊とは誰のためなのか?戦死者は実際にどのように祀られたのか? 顧みられることのなかった金石文にスポットをあて、社会学・民俗学的視座から読み解く独自の刺激的な歴史研究。対外戦争だけでなく、戌辰戦役はじめ内戦の戦死者祭祀にも多く言及、イデオロギー論争に陥りがちな慰霊問題を客観的に分析する。 |
【16】 | 靖国問題の原点 | |
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![]() | 三土修平 2005/08 (日本評論社) 標準価格:税込\1,575 ISBN:9784535584532 |
★賛成派・反対派の激しい対立に与しえず、しかし戦死者の公的追悼は当然と思う人に、問題の「なぜ」を歴史・宗教・社会から解き明かす。 「近年上梓された夥しい靖国関連書のなかで、読むに足る内容を備えているのは本書のみである」(宮崎哲弥:2005/10/16 朝日書評) |
【17】 | 戦死者霊魂のゆくえ 戦争と民俗 | |
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![]() | 岩田重則 2003/04 (吉川弘文館) 標準価格:税込\2,520 ISBN:9784642079174 |
★「英霊」ではない鎮魂の形。─戦死者墓地に、最終供養として立てられた塔婆は何を意味するのか?国家による「英霊」祭祀とは異なる、生活する側からの戦死者供養=「鎮魂」を探り、人びとが求めた精神の拠りどころを描く歴史・民俗学の好著。 |
【18】 | さまよえる英霊たち 国のみたま、家のほとけ | |
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![]() | 田中丸勝彦 / 重信幸彦 2002/07 (柏書房) 標準価格:税込\2,310 ISBN:9784760122615 |
★日本近代が国に殉じた人びとを語る語彙として「英霊」は発明された。 「英霊」が国家と「国民」との共犯関係の中で、どのように現実性を帯びていったのか?生死をめぐる近代的世界観を内側から照射する。2000年に急逝した在野の民俗学者執念の論考。「正面突破の民俗学」著者の撮影写真約200枚を収録。 |
【19】 | 英霊 (パルマケイア叢書) 創られた世界大戦の記憶 | |
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![]() | ゲオルゲ・L.モッセ / 宮武実知子 2002/05 (柏書房) 標準価格:税込\3,990 ISBN:9784760122172 |
★第一次大戦後ドイツを中心に、戦争の記憶が神話化されるメカニズムを暴き出した古典的名著。市民的な価値観が「英霊祭祀」を創出していくプロセスを跡づけ、我われが「戦後」を生き続ける限り直面するアポリアを解き明かす。 |
Fallen Soldiers : Reshaping the Memory of the World Wars Reprint Edition | ||
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Mosse, George L. 1991/11 (Oxford Univ Pr) カード決済価格:税込\2,466 / 標準価格:税込\3,681 ISBN:9780195071399 |
【20】 | 陸軍墓地がかたる日本の戦争 | |
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![]() | 小田康徳 2006/04 (ミネルヴァ書房) 標準価格:税込\3,360 ISBN:9784623046188 |
★日本の陸軍墓地は、軍と戦争の姿を垣間見る兵士たちの叫びである。本書は、旧真田山陸軍墓地について、さまざまな角度から論じると共に、それらを通して戦前日本の軍隊と戦争の実相に迫る。 第一部 墓碑から見つめる日本の軍隊、そして戦争 第二部 一五年戦争と兵士の悲哀 コラム・資料 |
【21】 | 近代日本の戦争遺跡 戦跡考古学の調査と研究 | |
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![]() | 菊池実 2005/08 (青木書店) 標準価格:税込\4,515 ISBN:9784250205224 |
★考古学の光に照らされて遺跡・遺物が戦争を語りだす。 戦争の記憶の風土が懸念されるなかで、戦跡考古学の先駆者が放つ、遺跡調査の成果とその可能性を示した論文集。 |
しらべる戦争遺跡の事典 | ||
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![]() | 十菱駿武 / 菊池実 2002/06 (柏書房) 標準価格:税込\3,990 ISBN:9784760122165 |
しらべる戦争遺跡の事典 続 | ||
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![]() | 十菱駿武 / 菊池実 2003/06 (柏書房) 標準価格:税込\3,990 ISBN:9784760123902 |
【22】 | 戦争体験の社会学 「兵士」という文体 | |
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![]() | 野上元 2006/02 (弘文堂) 標準価格:税込\5,565 ISBN:9784335551086 |
★日本人は戦争をどのように「体験」してきたか?気鋭の歴史社会学者による挑戦。戦後60年、戦争体験を聞くことが困難になりつつある。残された「戦争体験記」が伝える戦場での「体験」。体験と体験記の間に「書く」という実践があり、そこには戦後を生きる人の「意味づけ」が累積している。戦後社会は、それをどう受け止めたか?近現代の日本における「戦争と社会」に新しい光をあてる意欲的な試み。 |
【23】 | 「反戦」のメディア史 (Sekaishiso seminar) 戦後日本における世論と輿論の拮抗 | |
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![]() | 福間良明 2006/05 (世界思想社) 標準価格:税込\2,415 ISBN:9784790711964 |
★「反戦」に国民は何を読み込んだのか。「原爆」の語りと「沖縄戦」のそれとはいかなる相違があり、またどのように変化したのか。映画と書籍を横断する比較メディア論の視点から「反戦」の位相差と変容を浮き彫りにした画期的な戦後世論史。 |
【24】 | 日本海海戦とメディア (講談社選書メチエ) 秋山真之神話批判 | |
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![]() | 木村勲 2006/05 (講談社) 標準価格:税込\1,680 ISBN:9784062583626 |
★第一級史料『極秘明治三十七八年海戦史』を丹念に読み解き、これまで明らかにされなかった日本海海戦の史実を浮き彫りにする。また、昭和の軍国主義イデオロギーへも繋がる東郷平八郎と秋山真之の神話を作り上げていったメディアの側をも、批判的に検証する。 |
【25】 | 八月十五日の神話 (ちくま新書) 終戦記念日のメディア学 | |
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![]() | 佐藤卓己 2005/07 (筑摩書房) 標準価格:税込\861 ISBN:9784480062444 |
★1945年8月15日、それは本当に「終戦」だったのか?ポツダム宣言の受諾は8月14日であり、降伏文書への調印は9月2日である。メディアの検証を通じて、「戦後」日本を問い直す。 ※朝日新聞・読売新聞書評で紹介。 ※BookLog 書評(大阪市立大学・早瀬晋三 <歴史学>) http://booklog.kinokuniya.co.jp/hayase/archives/2006/07/post_55.html |
【26】 | 占領の記憶/記憶の占領 戦後沖縄・日本とアメリカ | |
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![]() | マイケル・モラスキ− / 鈴木直子 2006/03 (青土社) 標準価格:税込\3,360 ISBN:9784791762200 |
★文学という想像力のフィルターを通すとき、被占領経験はどのように再現されたのか。沖縄文学は歴史の記憶について、戦後日本人に何を教えてくれるのか。戦後占領期の言説空間と日常生活をよみがえらせ、沖縄・日本・アメリカの現在を問い直す占領期研究。 |
M・モラスキー『占領の記憶/記憶の占領―戦後沖縄・日本とアメリカ』(原書) The American Occupation of Japan and Okinawa : Literature and Memory (Asia's Transformations) | ||
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Molasky, Michael S. 2001/03 (Routledge) カード決済価格:税込\7,028 / 標準価格:税込\10,514 ISBN:9780415260442 |
【27】 | 敗北を抱きしめて 第二次大戦後の日本人 上 (増補版) | |
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![]() | ジョン・W.ダワ− / 三浦陽一 2003/11 (岩波書店) 標準価格:税込\2,730 ISBN:9784000244206 |
敗北を抱きしめて 第二次大戦後の日本人 下 (増補版) | ||
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![]() | ジョン・W.ダワ− / 三浦陽一 2003/11 (岩波書店) 標準価格:税込\2,730 ISBN:9784000244213 |
★敗戦後日本人の苦難の歩みを描いた、ピュリッツァー賞受賞の名著の写真増補版。 旧版の2.5倍以上に増補された貴重な写真は、著者自らによって本文と緊密に組み合わされ、敗北を抱きしめて立ち上がった民衆の類い稀な経験を語り尽くす。陰影深い戦後史像の誕生。 |
ジョン・ダワー『敗北を抱きしめて―第二次世界大戦後の日本人』(原書) Embracing Defeat : Japan in the Wake of World War II | ||
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Dower, John W. 2000/08 (W W Norton & Co Inc) カード決済価格:税込\2,208 / 標準価格:税込\3,681 ISBN:9780393320275 |
【28】 | 写真で読む僕の見た「大日本帝国」 | |
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![]() | 西牟田靖 2006/02 (情報センタ−出版局) 標準価格:税込\1,680 ISBN:9784795831230 |
★十字架と共存する鳥居、青い日の丸、ロシアの鳥居、見せしめにされた記念碑、落書だらけの慰霊塔・・・かつて日本の領土だった国々に残る不可思議な光景。著者は4年の年月を費やし、「日本時代の痕跡」を探して「大日本帝国」だった各地を踏破する。等身大の、ニュートラルな視点で「歴史と記憶」に真摯に向き合う、かつてないノンフィクション。『僕の見た「大日本帝国」』の写真編。 |
【29】 | 日米交換船 | |
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![]() | 鶴見俊輔 / 加藤典洋 2006/03 (新潮社) 標準価格:税込\2,520 ISBN:9784103018513 |
★1942年 6月、戦時下のニューヨークと横浜から「日米交換船」が出航した。日本行き交換船の乗船者は、都留重人・武田清子・鶴見和子・鶴見俊輔、他1,500名(米国行き乗船者はハーバート・ノーマンら)。外交官、企業人、学生、在野の魅力的な人々。学生であった鶴見俊輔が、戦後60年を経て、超人的な記憶力によって、いま初めて明かす、開戦前後と航海の日々。日米史の空白を埋める証言と論考! |
【30】 | 〈民主〉と〈愛国〉 戦後日本のナショナリズムと公共性 | |
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![]() | 小熊英二 2002/10 (新曜社) 標準価格:税込\6,615 ISBN:9784788508194 |
★丸山眞男・大塚久雄・吉本隆明・竹内好・三島由紀夫といった「戦後知識人」の思想に、戦争と敗戦の体験がいかなる影響をもたらしているのか? その検証作業を通して、「日本人」にとって戦争とは何であったのか? 戦争の記憶とはいかなる影響を人間に及ぼすものなのか?「思想」の観点から明らかにする。 日本社会学会奨励賞・毎日出版文化賞・大佛次郎論壇賞など各賞受賞の大著! |
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