| 【自動車―産業と技術】 (No.195 2008. 3.25配信号) |
今回のe-Alert Plus!では、自動車の産業と技術に関する書籍を新刊を中心に集めました。 章立ては以下の通りです。 1.自動車産業の最前線(5点) 2.自動車メーカーのいま・むかし(10点) 3.自動車技術関連書(5点) それでは、ご高覧の程どうぞよろしくお願い致します。 |
1.自動車産業の最前線 |
【1】 | 21世紀の自動車産業戦略 | |
---|---|---|
黒川文子【著】 2008/03 (税務経理協会) 標準価格:税込\3,465 ISBN:9784419050580 |
★21世紀の自動車産業のグローバル化戦略を、わが国とフランスの自動車メーカーを中心にして、受注生産システム、CSR、環境問題、IT化、製品アーキテクチャなどの面から多元的に分析する。 |
【2】 | 現代日本の自動車産業とサービス産業 | |
---|---|---|
宇佐美洋一【著】 2008/01 (成文堂) 標準価格:税込\2,835 ISBN:9784792342081 |
★例えば、いわゆる「日本車」はどうして成立するに至ったか。このことを明快に解説した文献はなぜか今まで無かった。この他、本書には目を見開かされる面白さが溢れている。 |
【3】 | クリーンカー・ウォーズ | |
---|---|---|
長谷川洋三【著】 2007/04 (中央公論新社) 標準価格:税込\1,680 ISBN:9784120038068 |
★「環境」を制するものが世界を制する。厳しい国際戦争で生き残るのは誰か? トヨタ、ホンダ、日産、GM、フォード、DCなどへの直接取材を通じて自動車戦争の最前線を探る。 |
【4】 | 世界自動車メーカー どこが一番強いのか?―5年後のナンバーワン企業を見抜く | |
---|---|---|
土屋勉男 / 大鹿隆 / 井上隆一郎【著】 2007/11 (ダイヤモンド社) 標準価格:税込\2,100 ISBN:9784478002988 |
★戦いの構図は、日米欧三つ巴からトヨタ対反トヨタへと変わった! エコカー開発と、低価格車での中進国市場争奪戦という2つの局面に焦点をあてながら、多角的に世界レベルでの業界の現状と将来を描き出す。 |
【5】 | 21世紀の自動車産業―受注生産による究極の車づくり | |
---|---|---|
ホルウェグ,マシアス〈Holweg,Matthias〉 / ピル,フリッツ・K.【著】〈Pil,Fritz K.〉 / 富野貴弘【訳】 / 塩地洋【監訳】 2007/09 (文眞堂) 標準価格:税込\2,940 ISBN:9784830945861 |
★顧客にストレスをかけない受注生産は、究極の自動車生産システムだ。それはリーン生産方式を包含する。著者は、欧州の事例を中心に、システムとしてのその全体像に接近する。それゆえに本書の意義は大きく、方向性は正しい。 |
2.自動車メーカーのいま・むかし |
★トヨタ研究の世界的ベストセラー『ザ・トヨタウェイ』の著者が、新たに書き下ろすトヨタ研究4巻シリーズ(人材開発、企業文化、プロセス、問題解決)の第一弾。トヨタが標榜する「車だけでなく、人もつくる」という意味とは何か。卓越した人材を生み出すトヨタの訓練メソッド「仕事の教え方」(JI)の詳細を徹底解剖。 |
【1】 | トヨタ経営大全〈1〉人材開発〈上〉 | |
---|---|---|
ライカー,ジェフリー・K.〈Liker,Jeffrey K.〉 / マイヤー,デイビッド・P.【著】〈Meier,David P.〉 / 稲垣公夫【訳】 2008/01 (日経BP社;日経BP出版センター〔発売〕) 標準価格:税込\2,310 ISBN:9784822246358 |
★上巻では、JIに必須の「仕事の分解」までを初めて詳述。 |
トヨタ経営大全〈1〉人材開発〈下〉 | ||
---|---|---|
ライカー,ジェフリー・K.〈Liker,Jeffrey K.〉 / マイヤー,デイビッド・P.【著】〈Meier,David P.〉 / 稲垣公夫【訳】 2008/01 (日経BP社;日経BP出版センター〔発売〕) 標準価格:税込\2,310 ISBN:9784822246372 |
★下巻では、JIの具体例を詳細に解説。仕事を教えるために必要な「仕事の分解」のケーススタディとしてバンパー成型作業と看護師の作業というまったく異なるものを取り上げ、個々の作業のキーポイントとその理由についての雛形を例示。 |
【2】 | トヨタ国富論―三河発・世界一企業の実像 | |
---|---|---|
日本経済新聞社【編】 2007/10 (日本経済新聞出版社) 標準価格:税込\1,470 ISBN:9784532313647 |
★三河発祥の一企業が国境を越え、雇用を創出し、効率化の手法を社会に広め、福祉も担う―。 もはや「企業」という枠では括りきれなくなったトヨタ。首都圏では報じられないその実像を、名古屋の取材記者が描き出す。 |
【3】 | トヨタはどうやってレクサスを創ったのか―“日本発世界へ”を実現したトヨタの組織能力 | |
---|---|---|
高木晴夫【著】 2007/09 (ダイヤモンド社) 標準価格:税込\1,890 ISBN:9784478000793 |
★日本発世界へ発信するプレミアムブランド・レクサスは、トヨタでは異質な製品だった。しかし、それはまさにトヨタの組織能力が生んだものだった。 |
【4】 | 世界へ―デンソーの海外展開 | |
---|---|---|
津田一孝【著】 2007/07 ((名古屋)中部経済新聞社) 標準価格:税込\1,680 ISBN:9784885201172 |
★『海外31ヵ国138拠点』はいかに構築されていったのか!? 世界各国の市場で受け入れられるために努力を重ね、困難を乗り越え、鍛え抜かれ、技術の結晶ともいうべき製品を世界へ送り出していった多くのデンソーマンの物語。 |
【5】 | なぜ、ティーダは世界で一番売れている日産車になりえたのか?―The Secrets of TIIDA | |
---|---|---|
新発想マーケティング研究会【編】 2008/01 (幻冬舎) 標準価格:税込\1,575 ISBN:9784344014473 |
★何もあきらめなかったクルマ「ティーダ」の発想に迫るビジュアルドキュメント!独自コンセプトのもとで誕生した日産・ティーダ。その商品開発を題材に、「発想の転換」がいかに大きな成功を生み出したかを解き明かしていく、まったく新しいビジネス・ブック。 |
【6】 | ゴーン神話はこうして作られた | |
---|---|---|
遠藤徹【著】 2007/10 (ぱる出版) 標準価格:税込\1,470 ISBN:9784827203691 |
★カルロス・ゴーンの社長就任後、あっという間にV字回復を果たした日産自動車。「ゴーン神話」とはいったい何だったのか?モータージャーナリストの第一人者がその真相と実態をリポートする。 |
★大宅賞受賞の名作『ホンダ神話―教祖のなき後で』が増補のうえ二分冊で新たに登場。 |
【7】 | ホンダ神話〈1〉本田宗一郎と藤沢武夫 (文春文庫) | |
---|---|---|
佐藤正明【著】 2008/01 (文藝春秋) 標準価格:税込\890 ISBN:9784167639068 |
★昭和24年夏、ホンダの創業者、本田宗一郎と藤沢武夫は出会った。ふたりは“二人羽織”の経営で度重なる危機を乗り越え、ホンダを世界企業へと導く。 |
ホンダ神話〈2〉合従連衡の狭間で (文春文庫) | ||
---|---|---|
佐藤正明【著】 2007/06 (文藝春秋) 標準価格:税込\700 ISBN:9784167639051 |
★神話を築いた二人の創業者、本田宗一郎・藤沢武夫の死と前後し、ホンダは激動の時代に入る。入交昭一郎副社長の辞任、国内販売不振、F1撤退、ミニバンブーム。そして世界規模の自動車メーカー合従連衡劇の幕が切って落とされた! |
【8】 | 新ホンダ哲学7プラス1―時代が変わる、ホンダが時代を創る | |
---|---|---|
青野豊作【著】 2007/07 (東洋経済新報社) 標準価格:税込\1,785 ISBN:9784492501733 |
★四輪車はもとよりジェット機やミニ耕耘機の開発・販売までホンダの果敢な挑戦が始まった! 創業者以来連綿と受け継がれてきた物づくりの精神と福井ホンダの挑戦を克明に解説する。 |
【9】 | スズキストーリー―小さなクルマの大きな野望 | |
---|---|---|
小関和夫【著】 2007/10 (三樹書房) 標準価格:税込\2,940 ISBN:9784895225038 |
★1973年以来、33年連続で軽自動車の国内新規届出台数一位に輝いたスズキ。人気の四輪モデルを中心にその足跡をたどる。32ページにわたり歴代モデルのカタログをカラーで紹介。1997年版に最近の10年分を追加しての大改訂を行ない、判型を大きくし、より充実しての刊行。 |
【10】 | ダイハツ―日本最古の発動機メーカーの変遷 | |
---|---|---|
小堀和則【著】 2007/12 (三樹書房) 標準価格:税込\2,520 ISBN:9784895225052 |
★ダイハツ工業は1907年(明治40年)3月に創業、日本でもっとも長い歴史を誇る発動機メーカーである。創業から一貫して発動機を製造、戦前においては日本の工業化、戦後においては、小回りの効くミゼットなどで、日本の復興を促進した。 現在は小型、軽自動車を中心として展開、2007年(平成19年)には創立100周年を迎えた。「世界中の人々に愛されるスモールカーづくり」を掲げるメーカーの開拓の足跡。 |
3.自動車技術関連書 |
【1】 | 環境対応 進化する自動車技術 | |
---|---|---|
小林英夫 / 大野陽男 / 湊清之【編著】 2008/02 (日刊工業新聞社) 標準価格:税込\1,890 ISBN:9784526060045 |
★石油価格の長期高騰や地球温暖化問題により自動車はさらなる低燃費、そして石油燃料依存の低減が求められ、エネルギー効率向上、二酸化炭素削減に貢献する多様な技術の開発・実用化が進んでいる。本書は、これからの自動車産業の勝者であるための必須条件となった環境対応技術を解説する。 |
【2】 | 自動車用バイオ燃料技術の最前線 (地球環境シリーズ) | |
---|---|---|
山根浩二【監修】 2007/12 (シーエムシー出版) 標準価格:税込\68,250 ISBN:9784882319870 |
★石油に代わるクリーン・エネルギーとして注目を集めているバイオ燃料。本書では、バイオ燃料の製造や品質向上技術開発、バイオ燃料を使用した高効率エンジン技術開発に関する最新の知見を収録している。 |
【3】 | 自動車用半導体の開発技術と展望 (エレクトロニクスシリーズ) | |
---|---|---|
大山宜茂【監修】 2007/10 (シーエムシー出版) 標準価格:税込\68,250 ISBN:9784882319528 |
★自動車用半導体と、それが使われている車載システム、センサ、アクチュエータなどに関する研究開発の動向と、次世代の車載半導体についての展望をまとめた。 |
【4】 | リコールに学ぶ―なぜオシャカを作ったか (実際の設計選書) | |
---|---|---|
畑村洋太郎 / 内崎巌【著】 2007/04 (日刊工業新聞社) 標準価格:税込\3,360 ISBN:9784526058486 |
★本書は、自動車に関する様々なリコール事例を「失敗学」の立場から分析し、そもそもリコールとは何か、リコールの原因となった不具合にはどんな背景やタイプがあり、どのように対処すればリスクを抑えられるのか、あるいはリコールの判断をどうするかなどの問題を、事例を中心にわかりやすく解説した本。 |
【5】 | エンジン性能の未来的考察 | |
---|---|---|
瀬名智和【著】 2007/09 (グランプリ出版) 標準価格:税込\2,100 ISBN:9784876872961 |
★これからのクルマの技術はどうあるべきなのか。エンジン性能に関する基本的な知識を正しく伝える。本当の意味での「エコカー」はどのようなものになるのか考える手がかりとなる一冊。 |
◇ Kinokuniya e-Alert Plus!のバックナンバーはこちらから。 | ||
◇ Kinokuniya e-Alert Plus!は、e-Alertユーザへ配信しているメールサービスです。
Plus!メールの配信をご希望の方は、 Kinokuniya e-Alert のご利用登録をして下さい。 |
||
◇ 掲載書籍は、Plus!メール配信時点でお取り寄せが可能なものをセレクトしています。売れ行き状況により、
品切れやお届けに時間がかかる場合がありますので、恐れ入りますが、ご諒承ください。 |
||
【発 行】 【問合せ】 |
紀伊國屋書店 e-Alert事務局 e-mail:ealert@kinokuniya.co.jp ※ ご連絡の際に入力された個人情報はお問合せに対する回答以外には利用致しません。 |