《新宿セミナー@kinokuniya 200回達成記念 新春特別企画》『動的平衡2』刊行記念トークセッション 福岡伸一×朝吹真理子 生命よ、自由であれ(2012年1月14日) ※本講演会は終了しました。

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生物学者と小説家が語る
生命、そして人生をめぐる因果なき自由について。
どうしようもないこと、思うようにはいかないこと、取り返しがつかないこと。人生にはさまざまな出来事があります。しかしそれは因果的に起こったわけでもなく、予め決定されていたことでもない。共時的で多義的な現象がたまたまそのように見えているにすぎません。観察するからそのように見えるだけなのです。意外に聞こえるかもしれませんが、私たちの世界は原理的に全く自由なのです。それは選びとることも、そのままにおくことも可能です。その自由さのありように意味があるのだと私は思うのです。
――福岡伸一

終演後に、福岡伸一さん・朝吹真理子さんサイン会開催
当日、会場にて福岡伸一さんの『動的平衡 2』(木楽舎刊)始め、朝吹真理子さんの著作をお買い上げ の先着100名様に、整理券を配布いたします。

福岡伸一(ふくおか・しんいち)
生物学者。1959年東京都生まれ。京都大学卒。米国ハーバード大学研究員、京都大学助教授などを経て、青山学院大学教授。2007年に発表した『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)は、サントリー学芸賞および中央公論新書大賞を受賞し、ベストセラーとなる。他に『ロハスの思考』(ソトコト新書)、『生命と食』(岩波ブックレット)、『できそこないの男たち』(光文社新書)、『動的平衡』(木楽舎)、『世界は分けてもわからない』(講談社現代新書)、『ルリボシカミキリの青』(文藝春秋)、『フェルメール 光の王国』(木楽舎)、阿川佐和子さんとの共著『センス・オブ・ワンダーを探して―生命のささやきに耳を澄ます―』(大和書房)。対談集に『エッジエフェクト』(朝日新聞出版)、翻訳に『すばらしい人間部品産業』(講談社)他。

朝吹真理子(あさぶき・まりこ)
1984年、東京生まれ。慶應義塾大学前期博士課程在籍(近世歌舞伎)。2009年、「流跡」でデビュー。2010年、同作で堀江敏幸氏選考によるドゥマゴ文学賞を最年少受賞。2011年「きことわ」で第144回芥川賞受賞。

日  時|2012年1月14日(土) 19:00開演 (18:30開場)
会  場|新宿・紀伊國屋ホール (紀伊國屋書店新宿本店4階)
料  金|1,000円 (全席指定・税込)
《12月15日(木)より、チケット発売・電話予約受付開始》
前売取扱|キノチケットカウンター (紀伊國屋書店新宿本店5階10:00~18:30)
電話予約|紀伊國屋ホール 03-3354-0141 (受付時間10:00~18:30)
共  催|木楽舎・紀伊國屋書店
協  力|新潮社

※イベントの日時・時間については急な変更等ある場合がございます。詳細は各店にお問い合わせください。
※定員になり次第、チケットの発行を終了させていただきます。尚、当サイトでのチケット完売のご案内は遅れる場合があります。チケットの残数については上記へお問い合わせください。

動的平衡 2

動的平衡 2

福岡伸一 / 木楽舎
2011/12出版
ISBN : 9784863240445
価格:¥1,645(本体¥1,524)

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