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内容説明
無罪放免になる為、極楽浄土と噂の島に降り立った画眉丸と死刑執行人の佐切。謎ばかりのその島で、不気味な化物や曲者ばかりの死罪人たちが立ち塞がる!! 果たして、不老不死の仙薬を見つけこの地獄から生きて帰れるのか――!? 生死を悟る忍法浪漫活劇、第二巻――!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
49
２巻は囚人たち、そしてお目付け役たる浅衛門一門たちが語られる。あっという間に淘汰されたなぁ。全く場違いな典坐とヌルガイのコンビには是非生き残って欲しいが・・・。気持ち悪い造形の敵には知能があるのか？そしてまたも知性があるのか無いのかわからない巨人な囚人との闘い。一気呵成の２巻でした。 2018/09/17
アマニョッキ
39
面白い。めっぽう面白い。早く3巻読みたい！ってなるのに、何度も2巻読み返してしまう。いやみなさんこれ読んだ方がいいっすよ。2018/08/12
トラシショウ。
28
画眉丸と佐切を始めとする上陸した複数の重罪人と山田浅右衛門達を出迎える、数珠を持ち祈りの言葉を口にしながら襲いかかる異形の群れとの戦いの始まりから、女として生を受けながらも｢試一刀流｣の剣士としての道を選んだ山田浅右衛門・佐切を含む、それぞれの来歴と内実の開示を挟んでの｢備前の大巨人(だいだらぼっち)｣・陸朗太との激闘、島に棲む｢人間｣登場まで。異形の造形の異質さや戦いの組み立て、個々のドラマの見せ方まで、二巻にして既に安定感すら感じさせる堂に入った語り口とテンポでグイグイ読ませる(以下コメ欄に余談)。2018/06/06
辺辺
25
ますます面白くなってきた第２巻。元々１０人の死罪者と10人の死刑執行人のコンビがあっという間に減ってく。この島、極楽浄土という割に得体の知れない生き物が不気味だし、キモいわ💦バトルの連続で新キャラも続々登場ワクワクしたな。盗賊、亜左兄弟も好みだし(ちゃっかり忠臣蔵もでてるぞ、笑)典座とヌルガイコンビも捨てがない。佐切が己の進むべき道を見極めて、一流な剣士になって良かった。所帯持ちの画眉丸には色仕掛けが通じないのも高得点。でも、最後に出てきた美しい女の子同士の片割れが男の体に変化したのがなんだかエロい。2019/11/28
しましまこ
24
極楽浄土仕様の化け物がキモくてステキ。死罪人達も曲者ばかりで益々楽しい。早く次巻を！2018/06/07
