内容説明
新設された国際的労働機関ITWCの闇の実態を調査せよ!
――上層部からD1警視庁暗殺部が要請された事案は、存在が絶対に公になってはならないD1を表舞台に晒す危険が余りに多かった。
要請を断固拒否したD1内は混乱、ついに解散の危機に瀕するが、そんな中、チームリーダーの周藤一希はITWCへの単独潜入を決意する。
折りしも、日本国内では優秀な技術者たちが失踪する事件が頻発、それはD1メンバーの周辺にも及んでいた……。
空前のスケール、上下巻の圧倒的迫力で放つ超人気シリーズ第3弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GAKU
52
警視庁暗殺部シリーズ第3作。平成版「仕掛人」と言った感じでしょうか。今回は国際労働機関の裏の実態を調査。相変わらず人がバタバタ死んで行きます。さて、下巻でどのような展開になるのでしょうか? 2019/01/29
きさらぎ
45
スピーディ&ワールドワイドな展開で、暗殺部シリーズの中で一番面白い!相変わらず矢月作品は人を”処分”するのに躊躇がないねぇ~ 下巻は3月に出る予定が遅れているみたい。もう9月なんですけど?早く続きを読みたい!!!2015/09/04
きさらぎ
41
3年ぶりに下巻が出たということで、おさらいのため再読。待ってる間が長すぎてだいぶ忘れてた。”出荷”とか”処分”とか、相変わらずなワード連発。プロローグからしてスゴイ。あと少しで下巻を読めそう。準備は整った。楽しみ。2018/06/02
み
25
さくさくと♪読み始めキャラを忘れてて、読み進めるうちに、あぁ~と、あたしの記憶力ヤバいかも(^^;下巻でどんな派手な展開なんでしょ?キャラ忘れてたあたしですが、このシリーズのキャラは皆さま好みです(^^)2018/09/07
ハゲおやじ
20
新幹線内で読了。下巻が出るまでは…と積み本だった。もぐらシリーズを読破していたので何となくイメージできる内容だったが、私は このアクション映画の様な感じが好きなのだ。ちょっと描写はキツイけど 読んだ後にスカッとするのが良いんだな(って まだ下巻を読んでないけどね)。ファルコンが どうなったのか?ロンドン警視庁のおばさんが日本で どう絡むのか?暗殺部のみんなが集結するのは?等の謎を残して下巻へ突入なんだね。久しぶりの この感じに懐かしさを覚えるのは、最近強制的に読まされて来た本が多かったからかなぁ。2018/06/04