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内容説明
「監督の仕事の8割は選手に何をどう伝え、個人の潜在能力を引き出すかです」。名古屋グランパスをJ1昇格に導き、川崎フロンターレ初優勝の基礎を作った智将が初めて書いた、楽しくて強い組織づくりの教科書。サッカー好きのビジネスマン必読! 「人のせい、物のせいにさせない」「伝えすぎずに考えさせる」「怒るのは仕事だけ、人格は絶対否定しない」「体に限界はあっても、頭に限界はない」。名言満載です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブラフ
18
【図書館】読んでる最中に、川崎フロンターレが圧倒的な強さでクラブ3度目となる今季優勝を決めた。2017、2018とリーグ優勝、2019は横浜Fマリノスに譲るも、今季は優勝を決めた11/25のG大阪戦まで僅か3敗しかしておらず、引分すら3、残り24試合は勝ち試合勝点75、しかも驚くのは更に圧倒的な得点79、失点25、得失点差54というとんでもないぶっちぎりの成績。黄金期到来と言われているそんな強豪となった川崎の礎を築いた風間監督の著書。川崎の強さの一端のみならず、指導する立場になったらぜひ読んで欲しい1冊。2020/11/30
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17
『キッスで殺せ』という映画があるが、「技術で殺せ」という檄はカッコよすぎる。インサイドキックのパスひとつとっても、妥協を許さぬ一貫した姿勢で、指導した選手のレベルをグングン引き上げていく。ブラジル代表クラスのプレーヤーでさえ、テクニックの幅を広げているのだから凄い▼諦めずに伝え続けて、ある日突然「伝わる」から面白い。自分の好きなチームは、風間監督率いる名古屋と最終節で対戦。いつも好ゲームになるので、今から怖さと楽しみが半々です(笑)。2018/10/07
たらお
17
集団を良き方向に向かわせていくために、どのような言葉がけをしてきたのか、チームを成長させる指導者としての考え方に大いに共感する。①あえて考えや指導の意図を伝えず、相手にそれを個々に考えさせる。一方的に話しても、劇的に変わることはない。個が気づくまで待つ。②自分で考えた上で聞いてくる相手に対しては明確なポイントを伝える。そのためには指導者側が選手をよく見ていなければならない。③プレイに対して怒ることはするが、人格否定はしない。④技能が上の立場にあるものを叱咤することで、全体の能力を引き上げる。2018/02/24
ジュンコ
13
続投決定。ついていきます、風間さん!けど、来季はもう少し心穏やかに過ごしたい…笑2018/12/06
ふろんた
12
最近の出版ペースがすごいですね。サッカー以前の部分で風間流マネジメント術がよくわかります。グランパスサポではないのにスタッツやダイジェストもチェックしちゃうくらい気になる存在です。 2018/03/24