内容説明
死神シリーズ第7弾。八王子で警察官連続殺害事件、宗教法人の貸し切りバス爆破事件が相次いだ。当局の必死の捜査にもかかわらず、容疑者の顔は浮かんでこなかった。威信の失墜に蒼白となった警察庁警備局長は、テロリスト・ハンターとして世界に名を馳せた中郷広秋と伊能紀之に白羽の矢を立てた。毒を以て毒を制す――「死神コンビ」の復活だ。姿なき凶悪犯に容赦ない血の裁きを加えるときが来た。巨匠渾身の長篇ハードロマン。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マムみかん(*感想は風まかせ*)
13
「気分をアゲたい時に読む本」というのを何冊か常備しています。 その中から適当に1冊選んだら、あろうことかシリーズ最終作…(笑)。 でも、この手のアクションものは読書中だけ楽しめればいいや~と割り切っているし、シリーズを通した大きな謎も無いようで大丈夫でした。 主人公2人はやたらめったら強い(と言うか凶暴?)のですが、今作では酒盛りばかりしていて、あまり見せ場が無く終わっちゃったかな。 これは、シリーズ前作も読まねばいけませんね(笑)。 タイトルは『鷲』だけど、犬と猿がカッコよかったの~~~☆2013/10/18
谷崎潤子
0
んーハードボイルド。
毒モナカジャンボ
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鷲シリーズ。シリーズ初期に比してしょっぱいテロが次々起こったあと、犬と猿の話、相手不明のどうでもいい鬼ごっこが200ページくらいまで続き、もうひと波あったと思ったらしょっぱい幕引きをする。ひどいとしか言いようがないが、伊能と中郷が酒飲んであいまいになって楽しそうだったので良しとする。凌辱が一切出てこない珍しい作品と言える。2019/01/12