会社をつくれば自由になれる 中年起業という提案

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会社をつくれば自由になれる 中年起業という提案

  • 著者名:竹田茂
  • 価格 ¥1,584(本体¥1,440)
  • インプレス(2018/01発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784295003021

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内容説明

ミシマ社×インプレスで起ち上げた「しごとのわ」レーベル拡大中。
ほんとうの働き方改革は、「しごとのわ」を広げることかも知れない……
今回のテーマは「起業」、しかも「中年起業」です。


42歳から54歳の皆さん、いよいよ本番です!

「いまの会社で定年まで働いて、余生をたのしむ」
多くのビジネスパーソンが思い描いているのではないでしょうか。しかし、
・超高齢化社会の到来。60歳以降も働き続けることが当たり前に
・2015年に中高年の非正規雇用が270万人超え
・本格的に人口減少や少子高齢化社会を迎える
こんな時代背景のなか、いまにフィットした働き方を見直してみましょう。
そこで本書は、体力と知力(経験値)の掛け合わせがピークとなる
42歳から54歳までに会社を立ち上げる「中年起業」を提案します。
定年時期は自分次第、なにより裁量権が100%自分にあり自由を楽しめるのが中年起業の一番のメリットと言えるでしょう。
出世ゲームに疲れた人、社内の人間関係に憤りを感じる人、
雇用環境をなんとかするのではなく、(自分の健康のためにも)
雇用から離脱してみませんか?

「賃金労働」から「自給自足」的な働き方へ

古来、労働の基本は「自給自足」でありました。
市場を拡大するため、効率的な形式であり、自給自足できない人の救済策とし
「賃金労働」が増加してきたのです。
しかし、右肩下がりの時代に大量の正社員を抱えられる古き良き時代は終わりつつ
終身雇用を前提とした雇用制度にも限界が見えはじめました。
解決策は「雇用されない働き方」であり「自給自足」の働き方と言ってもいいでしょう。
そこで現代の自給自足とは、「小さな会社をつくる」こと。
自給自足的な働き方がスタンダードになるのはちょっと先の未来ですが、
いまから準備をはじめるに越したことはありません。

長く・楽しく働ける中年起業という処世術

「会社をやめて、起業しよう!」というと
「家族もいるし、リスキーなことはできない」と思う人が大半です。
本書で提案する中年起業は、ローリスクであることが前提です。
20年以上の会社務めから得られる「経験」「人脈」「スキル」の資源を
最大限に活用することでリスクは大幅に下げられます。
普通のおじさんでもローリスクで会社をつくる方法を教えましょう。
著者は出版社を退職後、42歳で起業をした竹田茂さん。
現在から15年、インターネット事業の企画や開発業務を行う小さな会社を経営しています。
同じように中年起業を実現した同志で集まり
「42/54」(よんにいごおよん)というプロジェクトを立ち上げ、
中年起業に関連する様々な支援をしています。
多くの実践者の声を知っている竹田さんだからこそ
同年代のビジネスパーソンが参考になるノウハウを語れるのです。
▼こんなことがわかります▼
・10年以上続けている人の共通点・法則
・起業したほうがいい人・しないほうがいい人
・中年起業のもっとも大切な資本
・資本金はいくらが妥当か
・中年起業のリアルなお財布事情
・54歳以上でも間に合う! 定年起業の心得

本書が、皆さまの働き方・生き方の一助になれば幸いです。

目次

表紙
はじめに
もくじ
第1章 企業は基本的に学校である
第2章 起業したほうがいい人、しないほうがいい人
第3章 勝つのではなく負けない零細企業を目指す
第4章 「ヒト・モノ・カネ」より、「人間関係・経験・健康」
第5章 中年起業の財布事情
第6章 ポスト資本主義時代の起業基準
第7章 定年企業の場合
おわりに
参考文献について
参考文献
著者プロフィール
奥付
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

RX78

11
巻頭の言葉「雇用とは、基本的には身分の確保と引き換えに"低賃金で"働くことを指す」うーん、自分の仕事に見合った賃金がほしいと思った自分は甘いのかなー…。2020/06/29

こじ

8
3/5 私はこの本で全然違う考え方を手に入れました。 本を読む前はただ漠然と定年後に2ndライフを楽しみたいと思っていました。 しかし、著者は定年したらやることがなく、飼い殺しだと考えていて私としては目から鱗でした。 そこで、会社を辞めても楽しめるような趣味や継続して続けていけるような何かを探しておく必要性を強く感じました。 私の場合は投資が趣味なのでずっと資産運用で成果を上げてそれを生き甲斐としていきたいと思いました。2019/11/09

ジョンさん

6
30万円/月・顧客×5=150万/月。年間1800万円の売り上げを上げ、それを継続することを本書は推奨している。細々とした経営っていうけど、結構高めのハードル。2018/12/08

mokuo

5
起業の、失敗確率を「会社を手伝ってほしい」と言われるかで測っている点が面白い。起業にはそこそこの人脈、そこそこの経験、経験の3つが重要なようだ。中年の起業は大きく成功するより失敗しないことが重要なのではじめから取引先を持てる状態でスタートする必要がある。自分が起業する際すでに安定した取引先を持てているかは要確認。2019/07/01

Yoko Oishi

5
中年企業にフォーカスしているので、割り切った考えも多く、ある意味潔くて良いと思う。細く長く、無理をせず。 健康や関係性が大事な資産というのは大きく頷けた。2018/05/30

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