アマゾンが描く2022年の世界 - すべての業界を震撼させる「ベゾスの大戦略」

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アマゾンが描く2022年の世界 - すべての業界を震撼させる「ベゾスの大戦略」

  • 著者名:田中道昭
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • PHP研究所(2017/12発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569837338

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内容説明

小売り・流通に変革をもたらしてきたECの巨人・アマゾン。リアル店舗への進出にとどまらず、クラウド、宇宙事業、AIなどの分野へも展開、アマゾンに顧客と利益を奪われることを意味する「アマゾンされる」という言葉が生まれるほどに、勢いを増している。大学教授、上場企業の取締役、コンサルタントという3つの顔を持つ著者が、膨大な資料と独自のメソッドで「アマゾンの大戦略」を読み解く一冊。 【目次】●序章 なぜ今、アマゾンに注目が集まっているのか ●第1章 アマゾンの大戦略を5ファクターメソッドで読み解く ●第2章 なぜ、アマゾンは「現実世界」に参入するのか ●第3章 アマゾンの収益源はもはや「小売り」ではない ●第4章 ジェフ・ベゾスの宇宙戦略 ●第5章 アマゾン、驚異のリーダーシップ&マネジメント ●第6章 アジアの王者「アリババの大戦略」と比較する ●第7章 ベゾスは真の顧客第一主義者か、それとも利己主義者か

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

115
アマゾンの戦略を最近の売らんかなの本とは異なってかなりきめ細かく分析されています。もともと大手金融機関の投資銀行セクションにいたせいか、その分析は精緻さを得ている気がしました。私もアマゾンの戦略というのは最終的にはデータベースをもとに金融事業にも出てくるでしょうし、セコハンの古本しか扱っていませんが、メルカリの分野にも進出するだろうと思っています。やっと政府当局が規制に乗り出す気配を見せていますがどうなることやら。2018/11/22

KAKAPO

45
アマゾンは、ネット通販の巨大企業であるわけですが、それを支える物流や情報のシステムからもたらされるビッグデータが、更なる独占に拍車をかけ、旧来からある様々な仕組みを破壊し駆逐してしまうことが懸念されます。著者の田中道明氏は、序章に、本書を通じての大きなテーマの一つとして「本当の顧客満足とは何か」「企業は顧客だけを満足させればいいのか」という課題を掲げ、アリババを比較対象として提示することで、もはやインフラといっても良い程、欠かすことのできない存在に成長したアマゾンの在り方について、疑問を投げかけています。2018/09/16

hatayan

44
2017年刊。マーケティング視点4割、創業者ベゾスの分析2割、中国アリババとの比較2割、寡占化への懸念2割の構成でAmazonの強さを解説。 Amazonは得た収益を商品の開発や値引の原資に投入するため利益率は低いが先行投資として割り切っている。AWS、Alexaはもはやインフラに。 後半は中国で成長著しい「アリババ」と比較し、Amazonもプライバシーの提供を求める代わりにさらなる品質向上で勝負するのではと予想。 『顧客第一』を有言実行で実現し続けるAmazonのしたたかさを感じることのできる一冊です。2019/10/23

James Hayashi

34
立教大ビジネススクール教授他、17年著。資産価値ではすでに世界一になり、ホールフーズ買収や無人コンビニ、ドローンによる配達など向かう所敵なしに思われていたが、10億のマーケットを持つ中国をアリババに牛耳られていること、米中関係など不確定なこともある。アマゾンの収益源は小売でなくビッグデータ。GAFAである。利便性に優れたものであり今後更に多用していくだろう。数年後どうなっているのかまた読みたい。2019/06/26

Kentaro

32
アマゾンが今のサービスの延長から、少なくとも、5年後の2022年には、こんな世界になっているだろうと言うことを序章で確認したあとに、もう既にアマゾンのサービスはここまで来ていると言う解説と共に、中国のアリババでは、もっと進んでいるということに愕然としつつ、日本でもメルカリはきっとUNICORN企業になる可能性があるという希望で締め括った内容でした。2017/12/05

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