幻冬舎時代小説文庫<br> 遠山金四郎が奔る

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幻冬舎時代小説文庫
遠山金四郎が奔る

  • 著者名:小杉健治【著】
  • 価格 ¥679(本体¥618)
  • 幻冬舎(2017/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344426849

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内容説明

北町奉行遠山景元、通称金四郎のもとに、神田界隈で起きた火事の知らせが入った。早速、火事場の指揮をとるために駆けつけるが、混乱の中で逃げ遅れた子供を助けた男と遭遇する。冷静なその男に対して不審を抱く金四郎。翌日、火事の原因が付け火と判明し、先の男の探索を始めるが――。天下の名奉行の人情裁きが冴え渡る、シリーズ第二弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

156
シリーズ2巻目。水野忠邦ー鳥居耀蔵ラインが次々とあざとい遣り口を繰り出して、矢部南町奉行の追い落としにやっきになっている。結果は明らかなんだけれども、矢部様も、やることなすこと裏目ばかりで・・さあ、どうする金四郎!たしかに『奔る』回だったなぁ。2018/02/05

とし

94
遠山金四郎が奔る 2巻。市井の事件は解決するも、水野忠邦と鳥居耀蔵には歯が立たない、政権が絡むとちょいとイライラ消化不良になりますよ~。2018/08/21

Tsuyoshi

62
シリーズ第2弾。前作に続き改革を進めるため水野忠邦と側近が引き起こす数々の悪巧みや嫌がらせに苦悩する金四郎。江戸市中で起きた火事と押込み強盗において二転三転する状況において真相を見極めるべく奔走し何とか解決できたものの気の休まる余裕はないようだ。追い詰められても常に平民たちの幸せや楽しみを一番に考える姿勢や覚悟にはつい応援したくなる。続巻へ続きます。2018/07/16

佳乃

26
遠山金四郎、第二弾。もう頭の中は松岡君が奮闘しております。老中水野忠邦の悪巧みやら嫌がらせに苦悩。もう、松岡君もとい金四郎様を悩ますのはやめってよ。と、一人鼻息を荒くしていた次第です。昔は遠山の金さんは杉様一色でいましたが、松岡君の金さんも大好きになってしまい、杉様ごめんね、なんて思いながら、松岡君の金さんにドキドキしながら今回も読了。いつもながらスッキリする人情味あふれる奔走に、お裁き、本当に本当に素敵です。2019/07/31

コブタ

3
無実の町人を助ける為に奔走する金四郎。今回はタイトルの通り奔る巻だったなぁ。2018/10/11

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