内容説明
地球周回軌道上で始まった宇宙機の建造は、宇宙機同士の事故と各国間の軋轢から工程が遅れ、計画の変更を余儀なくされたため、第一次探査は日本の宇宙機「きりしま」が担うことになる。異変の最初期からの観察者である朝倉はこれに乗り組むことになった。人類の存亡にかかわる戦いを、科学、政治、哲学等、あらゆる事象を取り入れて描き出し、地球の未来のありかたを問う、黙示録的ハードSF巨篇、完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
taka0808w
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長かった・・・その割りに報われた気がしない・・・ ちょっと残念な終わり方です。2016/12/27
iwazer
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4巻は地味~な宇宙戦争(?)から開始。 地球外生命との地味な戦いが続く。でも実際に地球外生命体が地球を侵略するとなると、こういう事になる可能性はあるなぁと思う。地味なだけにリアリティがある。 いやぁ、マジで地味だ。面白いんだけど。 最後まで地味でした。結構読者を選ぶかも知れない(汗)2008/03/31
鐵太郎
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「きりしま」と言うネーミングはどこから来たのかなぁ。この名が、日本に潜在的な恨みを抱く周辺諸国の抗議を受けないとは、不思議。(笑) 中国製の宇宙機、「長江」と、そこに搭載された二機の小型艇「天狼」と「北辰」が面白い役割を果たしますね。パンドラ2を攻撃する兵器もなかなか面白い。意表を突いたアイディアは、谷甲州さんの十八番かな。この方のファンにとってはたまらないでしょうね。「黙示録巨編!」というオビの文句も納得できるかな。2008/05/28
HAL
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谷甲州の宇宙ものは好きだ。ここ数週間、通勤途中、ぼっちバー、家のソファで、ひたすら読んでいた。2013/10/09
なぎ
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スリリングでおもしろかった宇宙までいっても政治的戦争があって全世界一体になれないのが残念だった実際地峡外生命体と共存することはありえない あの二人はなんで無事に地球に帰還出来たのか私達の知らない宇宙に生命体は いるかもしれない2013/01/02