ハヤカワ文庫JA<br> エリコ(上)

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ハヤカワ文庫JA
エリコ(上)

  • 著者名:谷甲州【著】
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 早川書房(2017/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150306861

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内容説明

22世紀。無国籍都市・大阪。美貌の高級娼婦、北沢エリコの身辺にせまる奇怪な陰謀の影に潜むものは? 生物工学の先端技術による改造人間やクローンや疑似人格までが入り乱れ、謎が謎を呼び、猥雑と戦慄がからみあう、嗜虐と倒錯の近未来バイオサスペンス。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

k16

5
性転換、人体改造、クローンといったキーワードを投入した近未来。エリコは理由も分からず複数の組織に狙われる(追われる)という物語。しかし、なかなか盛り上がらない。ところどころ挿入されるエログロシーンのせいかなぁ。 とりあえず続く。2019/12/14

けいちゃっぷ

4
谷甲州の長編初読み。作者名を知らずに読めば途中まではマサキが作者と言われても気がつかないかも。だけど2/3くらいで、もうどうでもよくなってきた。下巻はどうなんだろうね。447ページ2010/01/21

Sept

2
R18エンターテインメントSFで面白かった。エリコがより危険の中に入っていくのに、何故か冒頭の緊迫感の方が勝った。2021/10/24

Tetchy

2
いやあ、いいね、この世界観。大友克洋の『アキラ』に通ずるものがある。谷氏のSF小説は初めて読んだが、実に躍動感があり、物語世界の構築がしっかりしている。山岳冒険小説よりもこちらの方が好みだ。映像化するなら押尾学、マンガ化するなら、士郎政宗か先に挙げた大友克洋あたりだろう。この物語において一番意表を突かれたのは主人公エリコ、その人だ。元男でありながらも華奢なその体はあらゆる敵から自分の身を守る術を知らない。通常ならばその逆の設定を用いるところだが、この捻り方が谷氏らしい。2009/12/21

朱音

2
感想は下巻へ2004/10/06

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