内容説明
イタリア・レストランでの修行のため、夏休みをフィレンチェで過ごす日比野は、ローマヘ向かう飛行機の機内でカトリーヌという女性と出会う。そしてカトリーヌは日比野にルチアを紹介、ルチアは驚くほどの美少女だった。一目で夢中になる日比野だが、そんな彼にルチアは自分は魔女にされるといい、魔女になりたくないので日比野に守ってほしいと切り出した。半信半疑ながらルチアを守る決意をした日比野。しかし闇の組織が魔の手を伸ばし始め、日比野は姿を消してしまう。一方、日比野を探しに日本からきたぼくらグループの9人のメンバーだが、彼らも闇の組織の罠にはまり……。全編オカルト色に満ち溢れた異色の青春ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たるき( ´ ▽ ` )ノ
53
きゃーー、面白い!!あの時実はこんなことがあったのか・・・と驚かされ、ワクワク感が高まり続けた(*≧∀≦*)続きに期待大!2016/01/11
やなぎ
8
イタリアで魔女と対決するシリーズのパート2。これは日比野の視点。料理の修行のためイタリアにやって来てから、美女のルチアと会って、追手から逃亡する話。平成8年の初版ではパート1から2ヶ月後の発売。さぞかし待ち遠しかったことだろう。パート3まで揃えてあると、ストレスなく読み続けられる。そっか…、魔術には南無阿弥陀仏が効くのか…。いざという時のために、覚えておこう。24年ぶりの再読なので、9割方忘れていて、思いのほか楽しめている。70点。パート3に続く。2020/10/24
すぴか
3
行方不明になっている日比野・ルチア・貢側の奔走が描かれています。/(1)ではわからなかった謎が明らかになり、やっと全体像が掴めてきました。2012/01/22
あゆか
2
1巻の日比野側からの物語で、1巻で分からなかった謎がどんどん解明される感じがして面白かった。3巻が早く読みたい。 2013/03/25
いづみ
2
2巻は1巻の裏側のストーリー。1巻のサスペンスに対して、こちらでは味方を入れての冒険。そして完結編へ。やはりナンバリング順に読むのが一番ですな。2011/03/05