内容説明
ひとみの同級生・ひかるのいたずらにふりまわされっぱなしのぼくら。お互いあの手この手のいたずらを考えて、何とか相手をぎゃふんといわせようとする。ある日ひかるは、幽霊が出るといわれている原っぱに立石を連れて行く。ところが、幽霊だと思っていたらそれは本物の死体だった。これまでのいたずら合戦から、一転して犯人探しに熱中するぼくらとひかるたち。はたして真犯人を捕まえるのはどちらか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たるき( ´ ▽ ` )ノ
41
ひかる登場!!んー、セブンシスターズの関係性が、いまいちつかめない。2015/11/13
やなぎ
10
新しい登場人物、ひかるが登場。イタズラで「ぼくら」と対決する。「第九」はあんまり関係なかった。ひかるの態度がムカつくので、読後感はよろしくない。65点。英治の父親が退職。当たり前の生活が続くことが普通だと思っていたら、人生そう甘くはない。今のコロナの時代にも当てはまるかもしれない。昨日と同じ今日はない。明日はどうなるか、誰にもわからない。2020/10/20
ココ
10
再読。初読の時、ぼくらの最後の砦だった相原くんを動揺させられたのが悔しくて、嫌だなと思ったのを覚えています。でも今回は、冷静じゃない相原くんが珍しくていいな、とも思いました。悔しいけど、ひかるの洞察力は卓越している。ぼくらの関係性を暴いちゃうから。だから、人を信じられなくて、1人でいるんだろうなと思う、ずっと。この話は色んな人の人間らしい部分がたくさん見れた気がする。純子が素直で可愛い。英治は純子と一緒にいたら幸せだろうな…。ぼくらの中では、英治はかなり恵まれたいい境遇にいるんだなぁと思った。2020/05/08
イロッフル・サ・コンフィアンス・エ・ソナムール
2
あの曲が頭の中で鳴り響いてくる。人間関係が変化してきたと感じる作品。2015/05/15
あゆか
2
ひかるが1人で遠藤に揺さぶりをかけているのが、勇気があると思った。2012/11/18