内容説明
ぼくらグループの安永の妹の弥生と、純子の弟・光太は同じ中学の3年生。ところが彼らの修学旅行が突如中止に。校長のところに電話がかかってきて、修学旅行をやめないと自殺すると脅迫したそうだ。犯人に疑われたいじめられっ子の川合は、1人で旅に出た。その頃から学校では、次々といやな事件が起こる。いったい何が起きているのか? 妹や弟たちを救うため、ぼくらグループが大集合。ついには悪徳教師と全面対決に。次世代のぼくらグループ登場を予感させる学園小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たるき( ´ ▽ ` )ノ
52
イタリアから戻ってきて、今度はどんな話なのかな…とワクワクして読み始めた。今回は安永や純子の妹弟が中心。ぼくらの中学生時代とは温度差があり、教師陣も困惑ぎみ。はるばあちゃん、相変わらずぶっ飛んでる( *´艸`)2016/01/16
やなぎ
8
初版発行が平成9年7月。当時買ってすぐに読んだはずで、それ以来再読した記憶はないので、23年ぶりの再読。「ぼくら」はまだ携帯電話を持っていない。英治はポケベルを使っている。そんな時代の話。そして、今回の主役は高校生の「ぼくら」メンバーではなくて、純子の弟である光太をメインとする中学生の話。英治や相原たちはサポート役。中学生に、かつてのようなパワーがなくなってきた、と嘆いている。この頃から、人間関係がおかしくなってきたのかな。人と関わるのを避けるような、個人主義みたいな。さみしいね…。60点。2020/10/29
郁子
3
セリフが多くて台本みたい。こんな高校生なかなかあり得ないよな~と思いながらも、あっという間に読破。2012/02/11
いづみ
3
ぼくら、そして後輩たちの物語。ぼくらの卒業から3年、早くも中学生が変わりつつあるように見えるが…ひとまとめに見るんじゃなくて個性の現れ方が変わったと見た方がいいのかな。形を変えながらもつながるものがあってほしいと思う。 あと、死ぬくらいなら旅に出ようってのは本当にいい言葉だ。2011/03/07
あ
2
キタさんおもれェ2013/05/13