内容説明
天才音楽家モーツァルトは秘密結社イルミナティのメンバーだった。彼がオペラ「魔笛」に隠した暗号「日本の王子タミーノ」とは、いったい何を意味するのか。謎を解く鍵は、意外にも古代日本の失われた古文書にあり、すべての秘密は聖徳太子が握っていた。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミエル
25
聖徳太子の「未来記」。冒頭から、存在すら都市伝説レベルの書物の事を、「ある」前提で語り始めるから期待値が上がる。しかも、とんでもない陰謀論も真面目に語られるとそんな気もしてくる不思議。前半はほとんどが四天王寺の謎について、後半がメインかと思いきや駆け足気味にモーツァルトとイルミナティについて触れられている。うーん…後半を重点的に読みたかった。まだ考察途中なのかツッコミに精彩を欠いてるような印象。「魔笛」の斬新な解釈に心を打たれたわけだけど、続きが気になるので早めに続線をお願いします、中山先生。2021/07/27