内容説明
下野国の下級武士・由利権八は、常日頃、上級武士たちから、いじめを受けていた。彼は、溜まりにたまった不満を野心に変え、出奔する。その数年後、火付け盗賊改方の同心・鏑犬甘八兵衛が、急死した娘の死因に不審があると、相談にやってくる。探索を引き受けた十左は、本所・深川・両国の貸元の親分たちをも怖れさせる無法者たちの存在を知り…。新章シリーズ代三弾!
感想・レビュー
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藤よい
2
色んな事件が混じり混ざって、最後は大奥まで出てきて、登場人物が多くなりやや複雑でした。 前巻は長谷川平蔵との絡みが面白かったのですが、今回は鬼平やお蔦の出番が少なく残念…。2020/02/04
天笑院たか姫
1
下野国の下級武士・由利権八は、常日頃、上級武士たちからいじめを受けていた。彼は溜まった不満を野心に変え出奔する。数年後、十左の元にかつての同僚・犬甘八兵衛が急死した娘の死因に不審があると相談にやってくる。探索を引き受けた十左は、貸元の親分たちをも恐れさせる無法者たちの存在を知り、その裏にいる大物も知ることに・・・由利にはかつての上級武士たちに復讐して欲しかった。2017/04/18
Masayoshi Arakawa
0
20160924 105 又1週間が過ぎてしまった。では、今週の読んだ本、1冊目です。2016/09/24