富士見L文庫<br> 君と綴った約束ノート

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富士見L文庫
君と綴った約束ノート

  • ISBN:9784040724492

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内容説明

大学受験に失敗した春先、亮介は初恋の人、奈緒と再会した。やがて付き合い始める二人。ところが連絡手段は彼女から渡された1冊の古めかしいノートだけ。それは書かれた願いの叶う、不思議なノートだと知って……?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sakadonohito

17
読み始めて割とすぐに既視感に見舞われ、最初は何番線じだよと思った。結末は想定通りではあったけど彼女の秘密が半分もいかないうちに明らかになり後半は彼女のための桜の名所巡りみたくなってた。心をはうあうさせるものがありなかなか良かった。抗えず別れる事があっても、キチンと相手に好きだと伝え合った記憶があれば人は前を向いて生きて行ける。気がする。2022/12/12

凍矢

6
まさかのラストに泣きそうになりました。不思議なノートのことや、主人の最後までの道のり、ヒロインの女性の存在などの全てが合わさって出来た、感動の一冊でした。2017/09/15

ニゴディー

4
ありきたりで面白みに欠ける。 だけどデキが悪いというほどではなく。 普段あまり本に触れていない人や中高生には良さそう。 序盤のやりとりなんかは初々しいがいい年なので読んでいて恥ずかしいというかなんというか…。 全体としてはマンガとか映像作品なら良かったかなと。2021/01/06

だい

4
桜の季節、春の訪れとともに"願いが叶うノート"が叶えた一つの奇跡。 ラストの急展開に涙が止まりませんでした… 別れる事実を無くせないなら、ボロボロになっても最後の終わりまで一緒にいたいという亮介にすごく共感しました。 たくさんの人に進めたい1冊だと思いました。2017/10/09

rainmaker

4
「ずっと春が続いてくれたらいいのに」/桜舞う季節に約束ノートが綴る二人の恋愛小説。どこまでを互いを想いあう二人の姿に感動しました。読了後に見た表紙絵で、また胸が打たれます。桜の散るところと彼女の儚い描写がよくマッチしてました。2017/09/25

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