新潮文庫<br> 私家本 椿説弓張月(新潮文庫)

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新潮文庫
私家本 椿説弓張月(新潮文庫)

  • 著者名:平岩弓枝【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 新潮社(2017/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101241197

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内容説明

武勇に優れ過ぎたために妬みを買い、京の都を追われた、眉目秀麗にして堂々たる偉丈夫の源為朝。美しい鶴に導かれ、肥後の国は阿蘇の宮にたどり着き、最愛の妻となる女性と巡り合う。しかし、過酷な運命は、伊豆大島、四国、琉球と、悲運の英雄を更なる波瀾万丈の冒険の旅へと導いていく……。壮大なスケールで描かれた江戸時代最大のベストセラーが、より華やかに、より爽快に現代に甦る! ※文庫版に掲載の挿画は、電子版には収録しておりません。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

55
江戸時代最大のベストセラー平岩版なんですね。読みやすかったです。波乱万丈の冒険譚でした。ただ、盛り上がる場面が若干大人しめだったような印象を受けました。とはいえ、面白かったです。2020/11/11

しーふぉ

19
滝沢馬琴の椿説弓張月を現代文とし読みやすくなっています。鎮西八郎源為朝が主人公です。源為朝は源為義の子であり、源頼朝の父源義朝の弟。強弓で有名であり、都を追われ九州を制圧したことから鎮西八郎と呼ばれる。伊豆や琉球でも活躍する伝奇物語。歌舞伎とかの演目になっているのかな?見てみたい。2018/05/20

16
完璧超人女にもってもて豪勇無双鎮西八郎為朝様の勧善懲悪ストーリー。これは確かに歌舞伎にぴったり。思ってたよりも誰に対しても礼儀正しくて、武勇のみじゃなくて、謙虚でいい人だった。いやなんかイメージ的にガンダムだったからさ…。2022/08/06

ホシナーたかはし

9
「忍びの国」読了中に話題に出た、源為朝の物語を偶然発見したので読了。滝沢馬琴て、今で言うラノベ作家だったのですねwwwただ、お約束ご都合主義十把人柄下のつまらんラノベと大きく違うところは、主人公最強だけど不幸Lv最悪とか、特に結末が驚きました。時代小説読んだ事ない人、西遊記読んだ人にはおすすめ。2017/05/12

qwer0987

6
曲亭馬琴『椿説弓張月』のダイジェスト版のような作品だ。そういうこともあってか、現代の目線で見ると感覚的に合わない部分があるし、ストーリーは荒唐無稽な部分も目立つし、主人公の為朝が品行方正すぎてなかなか共感できず、物語にあまり入り込めない。だがお話は実に波乱万丈で、文章もすばらしく、入り込めないなりに飽きずに読むことができる。ともあれ曲亭馬琴の代表作の一つの大まかなストーリーを知れて大変興味深かった。2021/03/31

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