内容説明
隣国の急襲により、陥落したシェミハザ伯爵の城。伯爵の嗣子イオアンは、侍者ラウルとともに、襲爵の許可を得るために、貴種たちの上王が住まう都を目指していた。追ってくる刺客を元僧侶の騎士ハイドリヒたちの助けを借りながらかいくぐり、人間たちが信奉する教会の聖山に辿り着く。そこには、現在の上王の叔父で、大罪を犯したために追放されたイリヤがいた。彼は人々を魅了し、聖山に住む人々だけでなく、貴種たちをも操り、とんでもない騒動を引き起こそうと目論んでいた。貴種と呼ばれる吸血鬼たちが人間を支配する世界。その均衡が揺らぎ始めた! 著者渾身の冒険青春浪漫第四弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しましまこ
14
やっと戦いだ。上王さまが予想外。2019/09/11
小梅さん。
9
最後まで夢中で読みふけってしまった。 全6巻とのことなので、後半戦突入で敵の恐ろしさが はっきりしてきたし。 アイーシャは、思った以上のキーパーソンのよう。 表紙の人物が誰か気になっていたけど、なんと、 なんと(笑) 5巻はもうすぐ入手予定。 6巻も早く読みたい。2015/01/02
ぽっぽママ
7
主要人物がこれで出そろったのかな。ここまで序章みたいな感じです。2015/03/18
azu
5
表紙の人は一体だれ?と思いながら読んでいたけど、そうですか(笑)彼ですか(笑)ここまでずっと「長い長い!この話長いよ!」と思いながら読んでいましたが、6巻で終わりと聞くとそれは短い!と思いました。気がついてみれば「もっとこの話の世界観を隅から隅まで楽しみたい!」という欲求が。早く続きが読みたい…。2015/06/25
ユイ
5
「されど罪人は竜と踊る」の後に読んだため、やっていることがひどく薄く感じてしまった。読む順番を間違えました。外伝は結局誰しも自分の事しか考えていないという事で。でも貴種が作った場所であるならそれがあった方が却って安心して暮らせるような気もしますが。2015/03/09