幻冬舎文庫<br> 孤高のメス 完結篇 命ある限り

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幻冬舎文庫
孤高のメス 完結篇 命ある限り

  • 著者名:大鐘稔彦【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 幻冬舎(2017/08発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344426320

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内容説明

劇症肝炎で死の淵をさまよう藤城の生体肝移植を、かつての上司、久野の制止を振り切って敢行する当麻鉄彦。一方、医科大学新設を目指す鉄心会の理事長、徳岡は病魔に侵されながらも、鉄心会を追われたリベンジを図る荒井の対抗馬として、衆院選で当麻の亡妻の父、大川松男を擁立する――。医学界の現実を鋭くえぐる医療ドラマの最高峰、完結。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

108
堂々の完結ときた~!当麻先生、貴方は全てにおいて『完璧』過ぎです。その高みに誰もが手を伸ばせども、どこまでも遠く・・その道は果てしなく遠い。だから『孤高』なのですね。今回、病院運営や町長選挙を織り込んで、盛り沢山なのに当麻先生が絡むので何故か清々しく感じたのは私だけでしょうか?とにかく全編を通して、壮大な人間ドラマを見せられた感じです。で、医療関係者には、僻地医療に取り組む姿勢だけでも日本中に広がって欲しいな。と、僻地に住む私は願うのでした。2017/08/31

Tsuyoshi

61
シリーズ完結編。衆院選や町長選など政治色が大半をしめたのは意外な流れだったものの万事がハッピーな結末に終わってよかった。現実に様々な問題点があるものの医師としてのあるべき姿をシリーズ通してまざまざと見せつけてくれた当麻や当麻を慕う仲間達の姿に触れる度に清々しい気持ちにさせてくれた。2018/08/15

それいゆ

49
シリーズ全13巻を7年かかって読了しました。感慨深いものがあります。映画も秀逸でした。ふだん長編の歴史小説などは読まないので、こんなに長い物語を読んだのは初めてのことです。続編を期待したいのですが、これで完結とは残念でなりません。次は「緋色のメス」2巻を読んでみます。2017/09/10

キムトモ

46
当麻サーガ最終章、もはや治療ネタは尽きたのか…医療シーンはあった?ってくらい選挙ネタか主要登場人物のその後の始末シーンばかり…天才も選挙応援演説に参加したり、応援候補の当選に奔走し清廉潔白の天才がただの人に見えてしまった…最終章としては全然少し物足らないなぁ〜〜(ノ-_-)ノ~┻━┻総合的にはバチスタサーガの方が面白かったかなぁ〜〜〜もちろん「白い巨塔」は超えてません👋2019/06/01

ichi

21
当麻先生のハッピーエンドで最後を飾ることができてホッとしました。シリーズこれで完結。とても淋しいです。ほぼ選挙戦のストーリーだったのは残念でしたが、その中で大川元町長と息子の会話や息子からの手紙がじんわりきました。2017/11/07

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