角川文庫<br> ぼくらの大脱走

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角川文庫
ぼくらの大脱走

  • 著者名:宗田理【著者】
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  • 特価 ¥308(本体¥280)
  • KADOKAWA(2017/06発売)
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  • ISBN:9784041602324

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内容説明

中学を卒業し、それぞれ別々の高校にいったかつてのぼくらグループ。その中の1人、麻衣は、父親がアルコール依存症のため、早くもぐれ始めた。そして学校が始まって1月たち、無理やり瀬戸内海に浮かぶ孤島にある矯正施設へ入れられる。そこは学校とは名ばかりの、暴力がまかり通る地獄だった。麻衣をそこから救い出すため、再び結集したぼくらグループ。しかし、ヤクザまがいの学園スタッフ相手に、果たして救出作戦は成功するか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たるき( ´ ▽ ` )ノ

58
高校生になった英治たち。みんなで集まるのも難しくなってきて、ちょっと寂しいね。でも仲の良さは健在!瀬川さん、まだまだ元気でいてほしい。2015/10/19

はる

18
とうとう彼らも高校生になりました。中学校の時のようにみんなが一緒って事が難しくなったり性格や行動が変わってしまう人がいたりでどうなってしまうのかと思ってたけど、やっぱり困っている仲間がいたら駆けつける所は変わらないようで、真依が島の施設で軟禁状態になって酷いことをされていると聞いたぼくらはあり得ない行動力でてきを撃退していくのですが、今回の物語は現代にも通じる問題が浮き彫りになっているような気がしまいました。子供はペット感覚、気に入らないと暴力を振るう。まさしく今回の敵は歪んだ考えを持つ現代の親ですね。2016/11/16

ココ

11
再読。孤島に捨てられる恐怖と何度も絶体絶命の危機が訪れる展開が、読み返す気持ちを拒んでいた。高校生のぼくらという少し大人な姿は、かっこいいけど何となく寂しくて、現実的な相原や働いてる安永たちと距離を感じてしまう。それでも「裏切り」が決して存在しないぼくらの仲間はどれだけすごいことなのか。これが1990年代のパワーであり宗田さんの描く高校生像なんだ。昔は気づけなかったけど、ぼくらの個性が引き立っている話でした。ラストが悲しくて、今後の展開を思い出してまた悲しくて、大人になってくぼくらを実感してしまいました。2020/05/06

やなぎ

8
ぼくらは高校生になった。瀬戸内海の孤島に監禁されたクラスメイトを助け出す話。このシリーズは相変わらず悪役がドジ過ぎて、たまに危険にさらされる事はあるけれど、最終的には上手くいってしまう。青少年にも安心、勧善懲悪。アルカトラズからの脱出みたいな(知らないけど)、映画みたいに楽しめた。75点。2020/10/17

てふてふ

5
初シリーズ。仲間で計画を立て、やり遂げてしまうドキドキワクワク感。 もう少し最後の作戦実行のところが詳しいと楽しいのになぁという印象。ストーリーは子ども向けなんだけど、テーマがすごく重くてリアル。2016/10/20

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