角川ホラー文庫<br> #拡散忌望

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角川ホラー文庫
#拡散忌望

  • 著者名:最東対地【著者】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • KADOKAWA(2017/06発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041055809

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内容説明

ある高校の生徒達の噂。<ドロリンチョ@MW779>このアカウントからのツイートには要注意。晒された人は、頭の中身がどろどろに溶けて噴き出すんだって──。その噂は本当だった! 晒された者はメッセージを拡散せよ。失敗した先に待つのはおぞましいペナルティ。生徒達は呪いを回避しようとあがく。そしてたどり着いた驚くべき真相とは!? 底なしの闇に引きずり込まれる、読後感の悪さに要注意! でも最後まで読まずにいられない!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モルク

79
ドロリンチョ@MW779のアカウントからのツイートに晒された者は頭の中が溶けて噴き出す…なんとおぞましくグロいことか。次々と高校の同級生たちがドロリンチョに。いじめが原因なのか。3人の生徒たちが果敢にその解明に努める。そして救われないラスト。これで全て終わったのか。彼女はこれで満足したのか。誰も報われることはない。胸くそ悪い読後感。でも、こういうの嫌いじゃない!「ドロリン、しチョ?」2019/06/21

あも

65
どういうことだよ!デビュー作より表現力が減退してるぞ!誰の発言で誰の思考かすんなり入ってこない!かけた時間の差か?担当編集変わったか?更に主要人物がうぇいうぇい高校生に自己中陶酔ヒロイン女…と不快感高まるメンツで前半はキツかったが、終盤の展開は好み。前作のライン&スマホナビに続きツイッターが重要なガジェットになっているが、構成はクラシックで王道な呪い拡散系ホラー。調子こいた高校生達が顔中の穴という穴から沸騰したピンクの脳髄を撒き散らす様子を見たい方にオススメ。興味ある?じゃあ、ご一緒に…ドロリン、しチョ?2017/10/03

HANA

56
あるアカウントで晒された人間は頭の中身がどろどろに溶けて噴き出す事となる。著者の著作は三冊目なのだが、先に続いてSNSと都市伝説的な内容は健在で好み。今回はTwitterが主たる舞台なのだが、相変わらず怪異の方が自分より上手くIT使いこなしているのが、もやもやするなあ。リツイートってどうやるんだっけ?話の内容自体は割と好みなんだけど、真相にあっさり気が付くのとラストが駆け足なのが気になる点であった。え?そこで終わるのという感じで。主人公が高校生という事と呪いの理由等で割とポップな感じで読めるホラーでした。2020/10/15

おかだ

52
いや~、すっかりドロリンチョされた!…って書いてるのも恐ろしいくらいドロリンチョがグロかった。そもそもドロリンチョされても人間って生きてるのかな…ドロリンチョ怖い…もはやドロリンチョって言いたいだけの感想になってる…。そのぐらいキャッチーな響き、ドロリンチョ。『リング』の呪いのビデオのTwitter版みたいな、拡散されていく呪いの話。現代的で理不尽極まりない。呪いもいじめ描写もなかなかのエグさ。「ドロリン、しチョ?」が頭から離れない…。2017/08/04

annzuhime

43
図書館本。ドロリンチョからのツイートには注意。頭の中がドロドロになって、顔の穴から吹き出しますよ。あなたもドロリンチョ。このB級感がたまりませんね笑笑。Twitterをやらない私にはそのシステムをしっかり理解することができなかったけど…。ピカリンが1番いい子だったなぁ。口悪すぎだけど。逃れられない理不尽な恐怖がホラーの醍醐味。ドロリンチョ。しばらくこのフレーズが頭から消えなさそう。2019/11/15

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