角川文庫<br> 白球ガールズ

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角川文庫
白球ガールズ

  • 著者名:赤澤竜也【著者】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • KADOKAWA(2017/06発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041050637

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内容説明

女の子はでられない――。甲子園を夢見てきた青山由佳は、硬式への思いが断ち切れず女子硬式野球部のある花ヶ丘学園高校へ転校する。しかし、早々に理事長代理と対立。「春の一勝」を部の存続条件にチーム作りに動きだすが、集まったのは個人主義、外国人留学生、ヤンキー……と超個性的な面々ばかり。男子野球部には幼馴染みで天敵の石田もいた! 果たして由佳は野球を続けていけるのか!? 熱血女子高校生野球エンタメ!

稲村亜美さん推薦!

由佳の野球を好きな気持ちとチームに対する
ひたむきな思いに感動しました!
女の子だって野球が大好きです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

140
ふと書店で見かけて、吸い寄せられるように手にした初読み作家さんです。書店巡り?をしているとこういうステキな偶然&巡り合わせで良書を読めることが幸せですよね。タイトルどおりに作品で、女子硬式野球部のスポーツ根性?モノです。下手に学園モノのワイワイ感がなく、キャラそれぞれの個性描写もしっかりとしていたので、とても読みやすかったです。野球にあまり関心のない方でもストレスを感じることなく、読めるのではと。やっぱりすっかりオッサンだからか、こういう作風に涙腺がゆるみっぱなしで、ココロがホワッとアツくなりました。2017/07/17

よっち

37
甲子園を夢見て努力してきたのに女子は出られないことを知らされた青山由佳。硬式への思いが断ち切れなかった彼女が女子硬式野球部のある花ヶ丘学園高校へ転校し、チームづくりに奔走する青春小説。早々に理事長代理と対立し「春の一勝」が部の存続条件となってしまった、ゼロから立ち上げるチームづくり。幼馴染でライバルだった石田との再会。もう少し掘り下げられそうなエピソードはもったいないなとも感じましたが、一方でそれはまさに野球に賭ける由佳の視点でもあって、これまでの積み重ねが繋がってゆく結末はなかなか悪くない読後感でした。2017/06/17

緋莢

22
野球好きの祖父の影響で、甲子園を目指していた少女・青山由佳が主人公。女子は甲子園に出られない、男子との成長の差で一度は硬式野球を止めるも、その思いを断ち切れず、女子硬式野球部のある高校で、再び夢を追いかけます。登場人物紹介が細かいのは、作中での描写を減らすためだったのでしょうか?個性的な仲間や、悪役キャラかと思いきや、実は・・・理事長代理など良かったのですが、この1冊ではさすがに詰め込みすぎという感がありました。もう1冊あれば違ったのでしょうが。2018/07/05

インド

21
野球好きな少女が、高校で女子野球部をつくるために奔走する物語。幼馴染男子との確執、理事長との衝突、そしてなんとか部員を揃えるのだが・・。物語のテンポがハエエエイ!30頁読むだけで物語はかなり進む。野球を通した少女達の成長と、巻き起こす奇跡が、読んでいて心地よく感じる。とても爽やかー。ぼくの勤め先も、「つなぐ野球」的ななにかを導入してほしいなー。よし、バッセンに行こう!щ(゜▽゜щ)2018/10/04

おくりゆう

11
女子野球を舞台にした青春小説でストーリーラインや諸々は正直、王道で目新しさはありませんが、読みやすくさくっと読めますし、260頁の1節はぐっときました。2017/06/17

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