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内容説明
生まれつき文字の読み書きが苦手な忍。高校も卒業できず、ようやく見つけたバイトもクビになってしまう。そんなとき、忍は喫茶店のマスターに、ディスレクシアという障害ではないかと教えられる。彼は同じ障害でありながら飄々と生きており…？ あきらめかけていた人生に光が射し込む第1巻！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりもん
18
レンタル。ディスレクシアという障害を知らず、自分をバカだと思ってきた青年が自分を良い方向へ人生をシフトしていく。そのジタバタ具合も良い話。2017/08/22
パンダプー
17
ディスレクシアの主人公が自分のための人生を歩む話をコミックで表現しています。実際のディスレクシアの人の感覚が表現できているのかは、わからないけれど、まずは読みます！2021/02/09
へへろ～本舗
9
自分がディスレクシア（読字障害）であると知らず、そして周りもそういう障害があることが分からなかった為、「頭が悪い人間」だと信じ周りからもそう思われてきた忍。しかし、同じディスレクシアのマスター・遥との出会いにより忍の人生は一変。ディスレクシアの世間への認知度はまだ低いから、そういう人がいても気づかないかもしれないなぁ。本人も分からなくて色々諦めているかもしれない。トム・クルーズやキアヌ・リーブスがディスレクシアであるという話は有名だが、彼らもカードをうまく使い今日の成功を掴んだと思う。今後の展開が楽しみ。2017/06/26
長野県高校図書館クラブ
8
ディスレクシア＝読字障害を題材にした漫画。 発達障害で文字が読み難いということがどんなことか、とても良く分かります。 ２巻が11月13日に発行予定。 2017/12/10
るぅ
8
仕事柄、ディスレクシアとその御家族からの相談を受ける。今は障害の認知が進んできてるけど、それでも他の発達障害に比べたらまだまだだし、親御さんも「人一倍頑張れば『普通』になれるのでは」と当事者を追い込むことも少なくない。脳機能的に解けない問題を繰り返し解かせて自己肯定感を粉々にするのではなく、代替機能や支援ツールやその他のアイデアを提示し、生きる術を身につける方がずっと人生に役立つのに。当事者にも御家族にも、ディスレクシアを知らない人達にも読んでもらいたい作品。2017/09/06
