内容説明
緑茶、紅茶、ウーロン茶……さまざまあるお茶は、すべて同じ「チャ」の樹の葉からできたもの。製造過程で、茶葉の中で多様な変化が起こり、そのお茶らしい色、香り、味が生まれます。「お茶のおいしさ」とは何なのか? 5000年以上にわたる茶のルーツをたどり、最新研究からその秘密に迫ります。お茶を研究して50年の“お茶博士”が、誰にでもできる「いつもの煎茶を“玉露”にする淹れ方」も伝授!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
118
お茶についてのあらゆる情報がまとめられています。すべてのお茶の源は同じで作り方でさまざまに変わることもわかります。おいしさやしぶみについても説明されていて参考になりました。自宅の庭にも数本のお茶の木があり、昔は自分で作ってみましたがあまりうまくできませんでした。佃煮ならうまくできます。ちょっとしぶみがありますが。2017/09/13
ぴえろ
32
ブルーバックスのお茶の本。チャから製法により緑茶,烏龍茶,紅茶に姿を変える。お茶の歴史,製法,美味しい淹れ方,身体に良い成分など。お茶の魅力が沢山詰まっています。2023/11/01
kaizen@名古屋de朝活読書会
27
#説明歌 4種類緑茶烏龍普洱紅茶発酵段階違い 茶の歴史遺伝子解析研究す中国アッサム葉がでかいしな2017/09/30
テイネハイランド
19
図書館本。緑茶だけでなく、紅茶・ウーロン茶・黒茶(微生物により発酵させた茶、阿波番茶などが有名)についても、その種類や製法について、わかりやすい図表を使って手際よく解説されており、予備知識がない人間でも気軽に読める本。この本を読めば、お茶についてある程度まとまった知識を得ることができるように思います。中でも、「お茶の「おいしい淹れ方」を科学する」第5章がなかなか読み応えがありました。2017/07/10
calaf
15
茶葉10g(スプーン5杯)を急須に入れ、冷蔵庫で冷やしておいた水を100ml(茶碗一杯)入れて15分待ち、一杯目。残った茶がらに40〜50℃のぬるま湯を100ml入れて1分で二杯目。さらに熱湯を100ml入れて1分で三杯目。残った茶がらに酢醤油を入れてお浸し。おかかやジャコ、ゴマに醤油を少々加えてゴマ和え。豆乳とりんごジュースを各200ml加えてミキサーにかけるとスムージー。以上が著者オススメの、お茶のフルコース。2018/07/22