内容説明
ことばの伝道師・齋藤孝先生が「大思想家」ニーチェの教えを８歳で理解できるように超訳しました。 世の中を生き抜くヒントがつまった１冊を親子で学ぶ！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko＠猫と共に生きる
68
ツァラトゥストラはかく語りき。未読😢ツァラトゥストラはゾロアスター教の開祖のドイツ語読み。辛い事があってもニーチェの言葉に励まされる。とても平易に書かれたこの本、傍に置いておきたい位気に入った。今の自分を乗り越えて高みを目指す！そうだ！そうなんだ！前に読んだ絵本で昆虫好きの少女がみんなに気持ち悪いと言われつつも自分の道を貫いた話があった。人と違っていたっていい。いや、寧ろ違う方がいいのでは？と私は思う。今辛いのも楽しいのも全ては過去から来ていて、ご先祖様のお陰。ありがとうございます。2024/02/15
モリー
24
かつて「ツァラトゥストラ」に挑んだ事があるのですが、詩のように書かれた物語だったためか、とうとう読み解く事ができませんでした。齋藤孝先生の咀嚼力のお陰で、今度こそ私にもしっかり理解できました。ニーチェが、「ツァラトゥストラ」に込めた強いメッセージ、「人類への最高の贈り物をした」と言うほど強いメッセージがこの本を通して多くの子供達に伝わってほしいと思います。きっと、体の中に力が湧いてくると思います。2018/09/30
shiho♪
21
中学校の学校図書館本。 数ある哲学者の中でニーチェを選んだのは誕生日が一緒だから気になってた、という単純な理由なのだが…『ツァラトゥストラ』は読む自信がないのでまずは易しい子ども版で。 ニーチェの言葉は、自分の身体の中にぽっと炎を燃やしてくれるような言葉が多い。 「自分らしく」「自分の心のメッセージを大切に」がニーチェの哲学。そしてコンクリートの隙間から生えているタンポポのように、「ただ生きているのではなく、より強く生きる」ことで生命の輝きがある、と。 子ども版だけど子どもはあまり手に取らないのが残念…。2021/08/25
なっしー
18
子供向けに「ツァラトゥストラ」の言葉（ニーチェの書いた本の主人公の言葉）をわかりやすく解説してくれていますが、私が読んでも心に響く言葉が多かったので、誰が読んでもポジティブになれる内容だと思います。「人間はいかに生きるべきか」について書いてあります。ニーチェって名前しか聞いたことなかったけど、19世紀のドイツの哲学者なんですね。今も同じ内容の自己啓発本はとても多いと思います。斎藤さんがニーチェを選んで子どもたちに紹介したこともすごくいいと思いました。👍2020/10/01
左端の美人
17
「『何からの自由？』ではなく、『何を目指しての自由か』が大事なんだ！」未来思考。「わたしは、わたしの幸福を追及しているのか。いや、わたしが追及しているのはわたしの事業だ」幸福は使命の副産物。2017/04/15
