角川文庫<br> 宝を探す女

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角川文庫
宝を探す女

  • 著者名:逢坂剛【著者】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • KADOKAWA(2017/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041047439

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内容説明

岡坂神策は、ある晩ひったくりにあった女を助ける。が、なぜかその女は、東京御茶ノ水に埋まっているという幕末埋蔵金探しを持ちかけてきて(表題作)。失踪した男の近所で起こった殺人事件の真相。ある女子中学生が転落死した事故の謎。人気女優から依頼された、恋人の尾行調査の結末。「カティンの森事件」に埋もれた闇など、ハードボイルドの巨匠逢坂剛が描く5つの大人のサスペンス。「岡坂神策」シリーズ短編集。(『カプグラの悪夢』改題) 解説:千街晶之

※本書は二〇〇一年八月、講談社文庫より刊行された『カプグラの悪夢』を改題、修正したものが底本です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

98
これも昔「カプグラの悪夢」という題名で出されていた短篇集です。岡坂神策シリーズの3作目の短編集。この5つの作品の中ではエンターテイメントとして面白いのは表題作とカプグラの悪夢でしょう。かなり工夫されていて込み入った感じがします。「カチンの森」の事件をあつかった「暗い森の死」も筆者の思いが伝わってきて力作という感じがしました。2017/12/31

かおる

19
岡坂シリーズは、前作の「緑の家の女」で知りました。今回も小洒落た感じの作風で面白かったです。あとがきでシリーズ1作目の本がわかったので読んでみたいです。2017/04/30

stobe1904

15
【岡坂神策シリーズ短編集】5つのミステリ短編から構成されている。岡坂シリーズのテーマであるスペイン近代史に関する作品はないが、幕末埋蔵金、第二次大戦下のカティンの森虐殺、有名女優から依頼された恋人の尾行、等バラエティにとんだテーマで読者を飽きさせない手腕は相変わらず健在。他作品同様、安心して楽しめるミステリ短編集だった。★★★★☆2020/06/14

かこ

10
「現代調査研究所」を営む岡坂紳策シリーズ3作目。1、2も読むぞー。2018/08/29

go

5
安定の面白さ。転落のロンドが一番面白かったかな。岡坂神策と中学校の組み合わせが異色2022/03/05

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