サイエンス・アイ新書<br> IoTを支える技術 あらゆるモノをつなぐ半導体のしくみ

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サイエンス・アイ新書
IoTを支える技術 あらゆるモノをつなぐ半導体のしくみ

  • 著者名:菊地正典【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • SBクリエイティブ(2017/03発売)
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  • ISBN:9784797390162

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内容説明

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IoT(Internet of Things)というと、すぐに《モノのインターネット》と直訳されます。けれども、あらためて「果たしてその実態は?」と考えると、今一つはっきりしないのではないでしょうか。

本書は、IoTを3つの構成要素に分けて考え、個別に見ていきます。
1. センサーによるデータの収集
2. インターネッへのデータの送信
3. インターネット上にあるデータの処理

センサーがどのように情報をデータ化するか、どのようにインターネットにデータを送信するか、そしてどのようにデータを処理するか、各要素で用いられるテクノロジーを詳細に解説、IoTのしくみと可能性を提示します。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちくわん

16
2017年3月の本。「コンピュータの知識」をアップデートするために読む。当然、新しいコトバは出てくるが、腰が引けるほどではなかった。電力消費量を下げる技術の大切さ。次は「ネットワークの知識」かな。2023/04/21

11
IoTについてお勉強しようと読んでみた。タイトル通りIoTそのものというよりは、IoTがどのような技術、ハードに支えられているか、IoTの発展のためにどのような技術が進歩する必要があるか、といった内容がメイン。中盤以降は回路図が頻繁に出てくるので電気系とかじゃないと辛いと思う。入門書と言えるかどうかは微妙。2020/02/08

makio37

6
各種センサの基本は良い復習になった。イメージセンサ(CCD型はリッチだが単一の増幅器で電荷転送)、圧力センサ(ピエゾ抵抗型はシリコンダイヤフラムに不純物注入、静電容量型は薄いダイヤフラムの上下に電極を配置)、加速度センサ(可動質量部が動くと固定電極との櫛歯状電極部の静電容量が変化)、磁気センサ(電流と垂直方向に磁界をかけると両方に直交する方向に起電力が発生するホール効果を利用)、等。各種メモリの基本構造も頭に入れておきたい。DRAMは選択Trと電荷蓄積容量、フラッシュメモリは浮遊ゲートに電荷を保持、等。2022/10/02

Sean

5
手短に半導体の物理的性質・仕組みに焦点を当てて解説。発光ダイオード、各種センサーの測定機構などを説明している。2022/04/08

qwer0987

4
仕事の役に立つかとも思い読んだが、ある程度の初歩的な知識は必要で、それなりに難しい。電子回路の見方がちゃんとわかっていないのと、物理の知識が足りないのとで、材料屋の僕には少しイメージがしづらい。だがなんとなくの基礎知識は仕入れることはできたような気もする。ともあれ勉強が必要な分野であると再認識した。2017/10/27

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