集英社コバルト文庫<br> ちょー美女と野獣

個数:1
紙書籍版価格
¥481
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

集英社コバルト文庫
ちょー美女と野獣

  • ISBN:9784086143226

ファイル: /

内容説明

『絶望の森』と呼ばれる深い森の奥、美女と野獣が愛し合い、暮らしていた。美女の名はダイヤモンド。ジェムナスティ国の王女だった。そして獣の正体は、トードリア国王子ジオラルド。陰謀に巻き込まれた彼は、魔法によって姿を変えられてしまったのだった。魔法を解く方法はただ一つ。誰かとの愛の誓いを立てること。2人は愛の口づけを交わすが…。恋と冒険がいっぱいの痛快ファンタジー!

目次

序章
第一章 ダイヤモンド姫をとりまくいくつかの現実
第二章 アラン王子と学者ライー、そしてスマート・ゴルディオン
第三章 アラン王子、獣になる
第四章 学者ライーの昔なじみ
第五章 ダイヤモンド姫の初恋のアレ
第六章 スマート・ゴルディオンの魔法と、ダイヤモンドの涙
第七章 トードリア到着
第八章 ジオラルド、敵の手に落ちる
第九章 何度でも!
第十章 リブロ・ゼロネーム戴冠
終章
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アカツ04号

19
学生時代に周りで大流行りした(けど読んでなかった)シリーズ1冊目。当時のコバルト文庫らしさが凄く詰まっている感じがして懐かしみながら読了。主要キャラ皆面白いキャラしているしテンポ良いしで読んでいて楽しかったです。特にダイヤの性格好き…。グーナーの性別が途中からわかんなくなったんですが、男で良いんですよね? 凄くロイヤリティな人物勢揃いなのに穏やかに進む世界観が平和で良いです。【2019-12】2019/06/21

蛇の婿

16
『美女と野獣』のラスト、野獣が野獣のままだったらいいのにと思う女性がわりと存在するらしいのですね。この作品のヒロインもそういう女性のようで…ww ヒロインのなかなかにかっとんだ性格に苦笑しつつ読了。面白かったですよう。2019/06/16

マッピー

12
森の奥でひっそりと暮らしていた美女と野獣が愛を誓うところから物語は始まります。が、魔法が解けたとき、美女の放った台詞が「イヤ――――ッ!」ん?ん?野獣好きの美女が、もういちど王子に魔法をかけてもらうべく、王子の故郷であるトードリア国を目指す冒険の話です。実に真面目にばかばかしさ道を究めようとする作品で、これはこれで好感が持てます。ご都合主義になりやすい設定を物語の途中でぶった切って、そのうえで破綻のない世界観を構築。いいね。これ一作でやめてもいいんだけれど、乗り掛かった舟なので、続きも読むことにします。2021/10/26

浅海

11
高殿円『カーリー』を読了したら脳内が少女小説モードに入り、無性にちょーシリーズを読み返したくなったので、ひっさびさの再読!中学高校の間にどれだけ新刊を楽しみにし、どれだけ読み返したことか!大人になってもやっぱりジオやダイヤやみんなが大好きです!!たくさんの勇気と元気をくれた本。愛する人が居ることの素晴らしさと寂しさを教えてくれた本です。ダイヤの口調は軽いしサクサク読めちゃうけど、私にとっては軽い物語ではない、深く影響を受けたシリーズです、大好き!!!!2014/01/04

ほぅ子

11
愛読時から10年以上経た今になっても、いまだにこの作品だけは愛してやみません。ジオの優しさや、ダイヤの強さにどれほど憧れたことか!当時と比べて、読む本の種類も好みも変わったのに、この本はいつ読んでも愛おしさが湧き、「良かった、私はやっぱりこの本が好きだ」と何故か安堵します。2012/12/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/560629
  • ご注意事項
 

同じシリーズの商品一覧

該当件数29件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす