内容説明
「城見と浪人の遺恨騒ぎに仕立てあげようではないか」。内与力・城見亨襲撃事件さえ利用する老獪な町方ども。だが町奉行所改革に燃える亨の主・曲淵甲斐守が抜群の裁きで立ちはだかる。追い詰められた町方は、何と闇の勢力に接触。保身への執念は役人をここまで腐敗させるのか。亨に降りかかる絶体絶命……そこに思わぬ援軍が! 激動の第四弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
73
町奉行内与力奮闘記「権益の侵」4巻。外にも内にも敵を作って四面楚歌の城見亨、亨の思われ人咲江強奪案が町奉行所内で絶体絶命か次巻を。2020/03/04
コニタン
10
相変わらず上田秀人の取扱説明書のように説明が長かった。後半は物語が進んだので、良かった。2017/05/06
kazukitti
9
新シリーズが始まる度、巻が続く度に主人公はどんどんおバカちゃんになるの?もうこう頭に旗立てたボン侍が「内与力だじょ~殿のために働くんだじょ~」って言ってる様が目に浮かぶような。そこでまでひどくはないけども、似たり寄ったりなw しかし説明くどいし迂遠だしストーリの流れと関係ないこと振ったりするわでもうちょっとイライラするわw 正直残念ながら、安い江戸の小者闇展開もヒロイン誘拐展開も食傷気味よねぇ。しかしカス与力ばっかのコレはひどいなw2018/06/18
Aki
7
亨、全然成長しない… そこはお奉行に聞かずに自分で頭を働かせなきゃ、と言うところでも、指示に従うだけ。 そして同心・与力は女をさらって脅迫するって。ひどいw2017/06/27
わたしは元気
6
聡四郎さんのお話しと同じね。2020/09/18