徳間文庫<br> 隅田川殺人事件 〈新装版〉

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徳間文庫
隅田川殺人事件 〈新装版〉

  • 著者名:内田康夫【著】
  • 価格 ¥440(本体¥400)
  • 徳間書店(2017/02発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784198941963

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内容説明

家族・親戚とともに水上バスに乗り込んだ花嫁の津田隆子は、船上から忽然と姿を消してしまった。定刻を過ぎても隆子は現れず、新婦不在のまま披露宴を行ったのだった。新郎の池沢英二と同じ絵画教室の縁で出席していた浅見雪江は、息子の光彦に事件を調べるように依頼するが、何の手掛かりも発見できなかった。数日後、築地の掘割で女性の死体が発見される。それは隆子なのか!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chantal(シャンタール)

81
【光彦さんと行く47都道府県】19県めは東京都。山西省の旅のお供に。題名の通り、隅田川に遺体が浮かぶお話。東京大空襲の時には隅田川にも多くの遺体が浮いていたそうで、悲しい歴史もある隅田川。でもイメージとしては「春のうららの隅田川」だよね。桜の名所、浅草、と言う明るいイメージ。隅田川のちょっとした歴史を学べて、お話としては何となくあっけないけど、最後は光彦さん危機一髪!え?そこで終わるの?と言う珍しい終わり方で驚いたが😅一年で12作品書いた事があるらしい。内田先生、働き者だったのね。2021/06/18

su☆ma

9
★3(図) ものすごく久しぶりの浅見光彦。伯母の家にあった浅見さんや十津川さんを読み耽ったものだ。2時間ドラマも大好きで(その日に答えが出るから)。水戸黄門の印籠のような身分のバレ方が好きなので本作は少々ガッカリ。でも、定番だけどやはり安定感はあった。東京が舞台だからか、唐突に始まりぶつ切りで終わる感じが何だか消化不良。鮮やかに事件解決、犯人逮捕!!(ドラマ見すぎ^^;)を求めていたのにー。そうか、消化不良なんだ。しばらくぶりに旅情ミステリーとか読もうかなぁ。2017/05/11

まり

7
図書館本。何だかんだと母上に上手く言われまたまた事件に絡んでいくのが光彦らしく楽しかった。池沢さんが結構、物騒な人だったのがビックリ。さらに最後の光彦にもビックリ。どうなったのかと思ったけど内田さんの自作解説を読んで、だよねと納得。私は自作解説、結構好き。2022/09/10

mim

5
浅見危機一髪だった!2017/05/23

ますみ

2
水上バスから花嫁が消える・・・。なんだか、すごい事件に思えるけれど、種明かしをすれば、な~んだ・・・って感じでした。が、事件は予想外の方向に動きましたね~。最後はたたみかけるように展開しましたが、これはこれで楽しめました。2017/03/11

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