鳥葬のバベル(1)

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鳥葬のバベル(1)

  • 著者名:二宮志郎【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 講談社(2017/01発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063886863

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内容説明

壮絶な過去を抱えながら、懸命に今を生きるリサイクルショップ店員・加瀬宗助(かせ・そうすけ)。彼がようやく手に入れた、小さな幸せは、突如出現した、巨鳥・サンダーバードによって奪われた。恩師・駿河(するが)を鳥に殺されながら、どうにか生き残った加瀬は、駿河の愛娘・マリを守りながら巨鳥と戦うことを決意する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

流之助

23
いい感じに気持ち悪くてグロくて不気味で訳が分からなくて先が読みたくてたまらなくなる作品。この巨大な化け物鳥はいったい??!!そして死んだはずの人間が生きている謎!羽の生えた女性の謎など、なんだなんだ?!とページをめくらせる!作画も好み!2019/05/09

トラシショウ。

20
両親を凄惨な事件から失い、それでも逞しく生きる青年・宗助。のちに「サンダーバード」と呼ばれる事になる、大都会に突如現れた異形の巨鳥に恩師・駿河を喰われた彼は、唯一生き残った(?)駿河の娘・マリを血なまぐさい事件から、そしてサンダーバードから守ろうと決意するが、彼の与り知らぬところでこの巨鳥は異様な性質を発揮し始めており・・・。まだまだ一巻だから序盤、導入部に過ぎないとは言え、異形とのサバイバルバトルなのか、侵略ものの亜種なのか、物語がどの方向を目指しているのかが良い意味で読めない怪作(以下コメ欄に余談)。2017/02/06

磁石

16
突如現れた怪鳥により、全てを奪われた。愛する娘すらも、ナニカに変えられてしまった……。身につまされるような悲劇だけど、主人公視点の概要。他から、特に鳥人?の少女達からすると、誘いの手を振り払った彼は「サイテー」だ。考えさせられる、自分は何者になりたかったのか? マイホームパパっていうヒーローになりたかっただけか? 娘よりも大切だったナニカが、壊れてしまった。2018/05/26

緋莢

14
自分を救ってくれた恩人の駿河とその娘・マリを大切にする加瀬宗助。その小さな幸せはある日、突如現れた巨鳥・サンダーバードによって、無残にも奪われる。恩師・駿河を殺された宗助は、マリを守る事を決意するが、マリの様子もおかしくなり・・・2017/02/13

紫雲寺 篝

5
ある夜、巨大な怪鳥が少女に食らいついた。ベランダにいた少女マリをそのまま飲み込んだ怪鳥は、そのまま娘の父親を無惨に啄む。彼を訪ねた宗助が目にしたのは悲惨な光景だった。そして、怪鳥が去った後、保護されたのは宗助とマリの2人だった……。怪奇現象に対して、何も知らない主人公と、事件として追う警察、そして元凶と似た力を持っていると考えられる第三勢力とが絡み、真相に近づいていく作品だと思われる。絵も上手く、衝撃的な展開も嫌味がなく、もどかしい展開も今の所許容範囲で、悪くない。今後の展開次第だが、期待したい。2017/03/18

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