内容説明
セリフひとつすらなかったエキストラが、女優のタマゴ役に抜擢! シンデレラ・ガールの誕生に一役買ったのは、なんと警視庁の超危険人物・大貫警部。翌日、収録現場で、彼女の母親が首を絞められ殺されてしまい……(表題作)。主人公の破天荒な振る舞いに、心がスカッと晴れ渡る、全4編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco夏ko10角
19
四文字熟語シリーズ。『卒業研究殺人事件』がよかった。大貫警部の言い過ぎやり過ぎがいい方に。 女優志願/卒業研究/乱筆乱文/疑心暗鬼2021/02/21
rin
5
★★★★★…このシリーズ大好き!大貫のメチャクチャな行動&言動、それに振り回される井上、井上を支える直子、何かと登場する箱崎課長…みんな面白い(笑)ストーリーは微妙なときもあるけど、キャラクターが個性的すぎて気にならない(笑)赤川さんの作品のなかで一番好きです♪それにしても、直子は出来すぎだよね(笑)2011/08/06
みやこ
4
個性が強すぎる…ハードボイルド(笑)ってやつなんだろうか。2016/05/30
kaizen@名古屋de朝活読書会
3
四文字熟語殺人事件の4つが入った短編集です。 女優志願殺人事件 卒業研究殺人事件 乱筆乱文殺人事件 疑心暗鬼殺人事件 直子の恋人の井上刑事とその上司の大貫警部。 3人が織りなす、どたばた喜劇。 殺人事件で喜劇を書けるのは、赤川次郎をおいてないだろうと思います。 逆転の発想だけど、嫌みが無い。 女優志願で、井上が出演してしまうところがすごいし、次回作がどうなるのかが期待が持てます。2011/08/14
まはな
1
(図書館)赤川氏の本は私の息抜きであり、癒しです。赤川ワールドのご都合加減が息抜きにるわけです。大貫警部なんて現実にいたら大問題だし直子みたいな出来た19歳がいたら驚愕だわと思いつつ読んでます。2014/02/11