学習まんが 学習まんが 少年少女 人物日本の歴史 紫式部

著者名：児玉幸多【総監修】/清水好子【責任監修】/朧谷壽【責任監修】/あおむら純【まんが】

小学館（2016/12発売）

• ISBN：9784092990081

内容説明

中高大受験にも役立つ『少年少女日本の歴史』シリーズの姉妹版！

歴史上の人物にスポットを当てた名作学習まんがの作品を厳選し電子化。摂関政治の全盛期を迎え、有力貴族が実権を握る平安京では、天皇のきさきに仕える侍女（女房）が多数存在した。その中から自由な文体で記せるかな文字による、多数の女流文学が生まれたが、そのひとつが紫式部の書いた『源氏物語』だった。貴族社会の華やかさの裏側にある、複雑な人間関係や勢力争い、平安京の祭りや儀式、社会不安、信仰や庶民のようすまで、彼女の生きた時代を多彩に描く。

フィックス型EPUB55.9MB（校正データ時の数値）。
【ご注意】※お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
※この作品にはカラーが含まれます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[santiago]

父の越前下向への同行から始まり、結婚、出産、夫との死別、そして宮仕え。式部の生活を通して、中宮に仕える女性たちの日常や庶民のようすがわかる。また、源氏物語という作品が紫式部個人のものであるにとどまらず、主人である彰子や道長にとってもステータスであったことが理解できた。ここには書かれていないが、スポンサーがあるゆえの創作の苦労（配慮、口出し）が、式部にもあったのだろうか…？

2021/11/20