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内容説明
１年で黒字化、２年で売上倍増。ここまでやれば、会社が変わる！
営業力強化とコストダウンの両輪で、企業をハイスピードかつ抜本的に立て直す！
著者は日本電産の元M&A担当役員として、稀代の経営者・永守重信氏の直接指導の下、M&Aでグループ入りした子会社数社の再建に携わってきた。本書は、その過程で永守氏から伝授された数々の経営手法をベースに、その後著者が経営コンサルタントに転じて得た実践メソッドを組み合わせてまとめ上げたものである。その内容は、営業改革からコストダウンの手法、リーダーシップと企業カルチャーの変革にまで及ぶ。独自開発した図表をふんだんに用いながら、メソッドを実践することで、カリスマ経営者でない普通の企業経営者でも、日本電産流の速攻・即効経営の成果をあげることをめざす。経営者、経営管理者にとって、類書にないきわめて詳細かつ具体的な手法に踏み込んだ「全社改革」の指南書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるわか
18
「スピード」と「徹底」の会社。「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」。逃げない経営、困難は解決策を連れてやってくる。2017/11/04
はるわか
16
日本電産の計画達成力は際立って優れる。「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」が心底会社の中に落ちている。すぐは”スピード”、必ず出来るまでは”徹底”。日本電産の買収会社再建は建て直しではなく「作り直し」。再建にかこつけてダントツの一番会社にする。その絶対的な条件がリーダー・メソッド・カルチャー（どんな状況でもあきらめないメンタリティー）の三位一体経営。オペレーションレベル（社員の日常の業務執行の段階）で優れた手法・メソッドを身に付けさせ、組織のカルチャーをスピード力、徹底力のあるものにしなければならない。2019/04/05
はるわか
13
2006〜2010年、家電産業が50年の輝きを5年で失う。サムスン電子を上回る日本電産の成長。スピードと徹底、コスト管理と利益創出。M&A、事業構造多角化による成長拡大。買収を繰り返しても、経営効率が下がらない。売上原価率80%前後、販管費率10%前後。営業力=組織戦力+個人戦力。アンゾフの成長マトリクス。顧客別売上高パレート図。市場見える化マップ。売上計画とメソッドの分類。当社シェア+世の中シェアの2面パレート図。パレート図+星取り表。売上高=訪問件数×引合率×受注率×受注単価。2019/04/15
mitsu44
11
出張前に管理会計面で参考にならないかなと思い読んだ本。大きく3つについて書かれており、①なかなか体系化されていない組織における営業戦略②コストダウン③企業カルチャーの変革について、日産や日本電産で役員を務めたコンサルタントが語っている。著書名を「営業戦略」に関するものに上手く変えたらもっと売れる気がする。営業の方、コンサルタントの方にはオススメしたい一冊。2018/08/17
てつＪａｐａｎ
10
【〇】2章に入ってから面白くなってきました。伝統的な手法を使かっての分析ですが、他と違うのはその分析手法を組み合わせて徹底的に深堀しているところでしょう。週次で損益分析をしているようですが、実務的にはどうやっているのだろうか。月一でも相当な手間なため、どんなツールでやっているのか非常に気になりました。2019/11/26
