山と溪谷社<br> ヤマケイ文庫 ドキュメント雪崩遭難

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山と溪谷社
ヤマケイ文庫 ドキュメント雪崩遭難

  • 著者名:阿部幹雄
  • 価格 ¥774(本体¥704)
  • 山と溪谷社(2016/11発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784635048279

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内容説明

雪山登山者、バックカントリースキーヤー、スノーボーダー、スキーヤーにとって、雪崩事故防止の上で必要不可欠な一冊。

登山者、スキーヤー、スノーボーダーを一瞬にして悲劇のどん底に突き落とす雪崩。
未然に防ぐ方法はあるか。生死を分けた紙一重の行為とは。

これまでに起きた雪崩事故から、
北海道・尻別岳、青森・岩木山、
八幡平・源田ヶ岳、
北アルプス・唐松岳八方尾根、
北アルプス・剱岳早月尾根、
北アルプス・蒲田川左俣谷、
石鎚山系・笹ヶ峰、
石鎚山系・石鎚山
の8件のケースを取り上げ、その事故の原因を究明し、検証。

雪崩の実例を学び、特質や原因を理解することで、雪崩事故防止に繋がる貴重な一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おにぎり

23
雪崩を契機に、細かいことにこだわらず怒らなくなった。死の世界から生還した人間は、人を許し、心が優しく穏やかになる。自己責任をわきまえた信頼できる仲間がいたからこそ無事に生き延びていることを忘れずに覚えておきたい。2020/10/06

Satoshi

9
羽根田氏の著作に比べれば、文章が読みにくい。雪崩にあうことがイコール死につながるのではなく、雪崩ビーコン、スコップといった道具があれば生存率は上がる。雪山登山やバックカントリースキーをするのに、雪崩の準備が無いのは、慣れが油断を招いているのか。私は雪山登山をするほど技術を伴っていないので、参考程度ではあったが、考えさせられた。2022/06/21

あき

4
まあ大丈夫だろうという油断から命を落とすのは気象遭難や道迷い遭難と変わらない。ビーコンの有る無しは本当に死活問題とのこと。雪崩用エアバッグも救命率が相当高くなるらしい。そういう必要装備に金を惜しんじゃいけないってことだね。やはり金で買える安心は買った方が良いよなあ。2023/12/07

Happy Like a Honeybee

4
人類が進化し文明が発展しようとも、自然の一部である事は不変である。どんな科学の進歩も自然を否定できない。 手に汗握る展開で一気に読んでしまった。 筆者は雪崩による遭難事故を通して、後世の人間に警鐘を鳴らす。 リスクヘッジするために、何ができるだろうか。2019/01/27

niki

2
雪山は生涯関係ないからと読まずにいたが読んでしまった。一番最初の尻別の話の中で、雪崩に流されながらスノーボードをコントロールして埋没から逃れたスノーボーダーのエピソードには苦笑いしてしまった。まるでサーフィンじゃないか。 日本と海外で雪崩救助のやり方が異なるのははっとさせられたが、これは考え方の違いによるものなのでしょうか。 雪崩は全く知らない世界だったけれど科学的に解明できるのが新鮮だった。他の遭難事故と少し様子が違う。 雪山をやる人には読んで欲しい本です。2022/12/25

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