BCG 経営コンセプト 市場創造編

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BCG 経営コンセプト 市場創造編

  • ISBN:9784492557723

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内容説明

日本で設立50年を迎えた
ボストン コンサルティング グループの最新経営手法

本書で解説されているのは、ボストン コンサルティング グループ(BCG)の経営メソッド。
BCGは1963年にアメリカのボストンに誕生し、初期にはエクスペリエンス・カーブ(経験曲線)、プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)など、経営史に残るコンセプトを開発・発表してきた。その後に開発されたBCGの経営手法をそのOBであり、そして、早稲田大学ビジネススクール教授である内田和成氏が解説しているのが本書である。

ビジネスを取り巻く環境の変化は加速し、いくつもの変化が重なり合い、複雑さを増している。
こうした中で求められるのは、飛躍的な成長(イノベーション)を実現する経営手法、そしてそれを実現する組織能力である。
本書は飛躍的な成長を実現する戦略メソッドに焦点を当てている。
グローバル経営、デジタル化、イノベーション、リスクマネジメント、株主価値向上など、企業の本質を変える戦略メソッドがくわしく解説されている。
飛躍的な成長を実現する組織能力については、姉妹本である『BCG 経営コンセプト 構造改革編』(菅野 寛著)に詳しい。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Taizo

4
自分が所属する会社も転換期を迎え、新規事業創出や組織改変が行われる中、自分でも面白い会社、ひいては社会的にも意義があってかつ面白い会社(大事なので2回)にしていくのに貢献したいと思って読んでみる。結論から言うとグローバル経営やシナリオプランニングといった視座がかなり高い内容で現時点では消化不良。ただ、デジタルディスラプションの章などは馴染み深い内容なので、具体レベルで参考になる整理の仕方は多かった。AIDMAモデルなど今までイマイチしっくりきてなかったが、少しだけ解像度が上がるのを実感。2022/08/06

☆ツイテル☆

2
フライヤー2022/01/22

Kiyoshi Utsugi

2
BCGジャパン創立50年となる2016年にBCG出身で早稲田大学ビジネススクールの教授である内田和成、菅野寛両教授によって最新のBCGの経営手法についてまとめめられた二冊の本のうちの一つです。 個人的には第二章の「ディジタル・ディスプラプション」が参考になりました。最近よく聞くGAFAがその代表例かと思います。それを2016年頃から言われていた(言葉も含めて)先見性に感心しました。 その中に出てくる「ディジタル・トランスフォーメーション」も同じです。 もう一つの構造改革編も読んでみたくなりました。2019/06/19

人工知能

2
何と言ってもTSRの章が抜群に勉強になった。TSRはキャピタルゲインとインカムゲインの和で、前者はさらに利益成長とマルチプル変化の積。マルチプル変化はブラックボックスな部分も多いが、ここでは重回帰分析をすることでどの数字が効くのかを明確にすることができる。またインカムゲインに効くキャッシュフローも合わせた上でのTSR目標数値を設定することで、事業価値に対して過剰な投資をしていないかどうかもきちんとチェックすることができるようになる。事業ごとにiTSRに落とすことで、PPMも定量的に議論できるようになる。2018/04/30

のぞみ

1
網羅性がある。各章の記述を端緒として、それぞれで個社事情に落としていくのがコンサルティング。2016/11/15

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