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内容説明
病院、医者の都合で、何も知らない患者がどれだけおカネも健康寿命も損をしていることか! 医師として、病院経営者として、病院や老後施設の裏も表も知り尽くした著者が、おカネの面を中心に、健康に長生きするための基礎知識をすべて教えます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のぼる
15
全般的な基礎知識を知るには役立つと思うが、あまり自分の言葉で書かれているような感じでなく、イマイチ訴えかけてくるものが無かった。2016/12/10
yutaro13
6
日本には国民皆保険という優れた制度があるが、医療費負担は今後間違いなく増える。医療費を抑えつつ健康で長生きするためには、患者側も医療の現実や制度を認識すべき。例えば、医者は患者を治さない方が儲かる(無用な手術、薬の処方が横行)、人間ドックで全項目異常無しの人は7%(9割は不健康となり治療を受ける)、最先端のがん治療が確立されても一般人はその恩恵を受けられない可能性が高い、など。病気は、医者にかかって治る病気、治らない病気、かかると更に悪くなる病気に分けられる。治らないなら勇気を持って「死に方」を考えたい。2017/09/16
Humbaba
6
病気は早期に治るのならばそれに越したことはない。しかし、病院の立場で考えれば何度も通ってくれたほうが売上が上がるためありがたい。そのため腕の良い医者のいる病院ほど客が少なくなるという不可思議な状態になることもある。明らかに正しくない状態ではあるが、それが現状のルールになってしまっている。2017/01/31
とく たま
4
薬は飲むな手術はするなって~のとは毛色が違った。福祉などの国の施策から病気にかかる経済的負担や、勿論無用な薬手術の事も含め多義にわたる。老境に差し掛かり知っておくも大事かと…2019/06/09
FK
2
基本的に私には関係ない、と思いつつ。そも西洋医学ばかりを頼っていていいのか。対症療法でしかないのなら、怪我の治療は良いとして、根本から治療することは不可能と知るべきだろう。氏は「単純に言って、病気には三つの種類があると思ってください。/一つ目は、医者にかかって治る病気。二つ目が医者にかかっても治らない病気。そして三つ目がかかるとさらに悪くなる病気です。おおまかに言って、医者にかかって治る病気は全体の2割で、あとの8割はかかっても治らないか、あるいはさらに悪くなります(副作用が大きい)」(P.212)と。 2017/01/30