内容説明
2兆円の発明も、一晩でゼロになる。研究者の日々野は、成功すれば世界初となる人工蜘蛛糸の量産化研究に邁進していた。しかしある日、大学時代の友人・片桐が量産化に成功する。彼は大学在学中、イントラネットへのサイバーアタックにより、貴重な研究データを消失させた過去をもっていた。乱歩賞作家が長期の取材に基づき書き下ろす、会心の社会派ミステリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりん
8
世界初の人工蜘蛛糸の量産化研究をしていた日々野。ある日大学時代の友人片桐が量産化に成功する。蜘蛛の研究やサイバー攻撃やハッカーの妻など様々な要素が混じりまとまりない感じ。全ては大学時代の仲間たちが絡んでる?さらっと読了。2016/12/06
DK-2084
2
★★★☆☆2016/12/24
すなどけい
2
視点人物がめまぐるしく変わるため頭で整理しながらでないと読み進められない。これほど読みづらい構成とした作者の意図は?もちろん理解できなかった。『生物模倣』といわれる生き物や自然からヒントを得た技術の中には興味深い面白い話もあったので残念・・・。2016/11/25
lidl
1
仙台の地名が入ってるとこだけシャキっと読めた気がする(笑)なんか、そっかー気を付けないとダメなんだなぁってくらいにしか感想がない。何年前ってくくりと今が混ざってるから時間軸の書き方をもっとなんとかしてほしかったなぁ2017/09/03
むりかもまるがお
1
理系の人のはなし。難しいところは飛ばして、おはなしのところだけでも面白かった。2017/02/21