内容説明
加熱しただけで薄味、付け合せがいつも同じ……食事がイマイチといわれがちなイギリス。著者夫妻も、英国人の料理への情熱のなさを感じつつ、古都の風情が残るエジンバラ、ネッシーで有名なネス湖、活気に満ちた首都ロンドンなどをしみじみ、ゆったり堪能する。そして、ついに意外な食の楽しみに辿り着く!? かつて栄華を極めたイギリスの歴史や食の理解を深められ、旅行ガイドにもなるお得な一冊。電子版は写真をオールカラーで収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さつき
53
イギリスには行ったことがないですが、いろいろな文学作品ではお馴染みなので楽しく読みました。ヒル・トップ農場や、ダヴ・コテージ、ブロンテ博物館など行ってみたい場所がたくさん。いわゆる一般的なイギリス周遊ツアーの旅行記なので、私のように未踏の者にはわかりやすいです。もしかしたら旅慣れた方には物足りないかも…肝心のお料理は細かく内容がレポされています。やっぱり字面で読むだけだと、あんまり美味しそうには思えません。基本的にお肉やパイばかり、野菜はボイルしたものが添えられる形式みたいですね…2017/07/24
ごへいもち
18
ちょっと残念な本だった。ガイドブックにあるような部分は興味がないので飛ばし読むと中身が少なくこの著者のユーモアもあまり無く食べたいと思った料理も無く。彼の地でなく東京ので良いからフィッシュ&チップス、久しぶりに食べたいなぁ。なかなか出かけられない時勢だから諦め2020/11/23
さくちゃん
8
スコットランドからイングランドへ南下していく14日間のツアーに参加した清水夫妻の旅行記。タイトルから受ける印象よりは食べ物に関する話は少なめだけど、その土地その土地の歴史や文化に言及していて意外と読みごたえがありました。やっぱりイギリスは見所が多いところだな~2016/11/30
こだま
4
2週間のイギリス旅行エッセイ。だんだんイギリスの食事に慣れてくる様が書かれていました。本場のフィッシュアンドチップス、アフタヌーンティーがおいしそうでした。2022/12/03
バーベナ
4
レストランの料理は、下味がついてない、塩気がない。食への想いが雑。とバッサリ切りつつも、パブのビールは美味しい。家庭料理は美味しいのだと思うなぁ。イギリス。2020/04/05