講談社現代新書<br> マンション格差

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講談社現代新書
マンション格差

  • 著者名:榊淳司【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 講談社(2016/09発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062883887

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内容説明

35年前に購入したマンションの売却査定額が3200万円と800万円……何が運命を分けたのか!? ◆知っておきたいマンションの真実◆デベロッパーの正体/築30年なのに新築時価格より高い物件/民泊は資産価値にマイナス?/劣悪な立地をごまかす仕掛け/タワーマンションにうごめく見栄と嫉妬/マンション「廃墟化」シナリオ→それでも「マンションを買う」意味とは?

目次

まえがき
第1章 マンションのブランド格差を考える──最初に格差をつけるのはデベロッパー
第2章 管理組合の財政が格差を拡大させる──大規模修繕工事「割高」「手抜き」の実態
第3章 価格が落ちない中古マンションとは──市場はいかにして「格付け」するのか
第4章 マンションの格差は「9割が立地」──将来性を期待「できる」街と「できない」街
第5章 タワーマンションの「階数ヒエラルキー」──「所得の少ない低層住民」という視線
第6章 管理が未来の価値と格差を創造する──理事会の不正は決して他人事ではない
第7章 マンション「格差」大競争時代への備え──賃貸と分譲を比較検討する
あとがき
特別附録 デベロッパー大手12社をズバリ診断

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

60
「そりゃそうだろう」という、言わずもがなというか、ごく常識的で一般的なことしか書いていない印象を受けた。コロナ禍まえに出た本なので、また事情が変わってきている面もあるかと思う。2023/02/28

おかむら

47
新聞に挟まってる新築マンションのチラシを眺めるのがけっこう好きなんですが、今後さらに楽しくなりそうな豆知識を仕入れられまます。でもかなりマンション購入意欲はしぼむ本。とくにタワマンは買っちゃだめなのねー。買わんけど。巻末のディベロッパー12社の格付けチェックが面白い。財閥系企業の体質とかエラそーでオカシイ。住友のマンションエントランスだけ立派説。あと長谷工UNIQLO説も楽しい。2017/05/31

ロア

34
ローンを組んでマンションを購入し、そこにずっと住み続けるなんて、色んな意味でギャンブルに似てるなと漠然と思っていました。この本では、そのギャンブル的な部分を具体的に説明してくれています(∩^ω^∩)マンション購入前に読んでおくことをオススメします。2016/12/02

ごへいもち

32
管理会社は甘い汁を吸い放題なので時々業者を変えると必ず費用が下がるそうだ。まったく(  ̄っ ̄)不動産会社が儲かるしくみ。付録のマンション業者辛口比較が面白かった♪(読友さん御紹介)2017/11/06

mazda

25
やっぱりマンションを買うのは、どう考えてもリスクが多いと感じました。施工不良、管理組合、空室率の上昇、中古価格の下落…。これまでのように需要も資産価値も右肩上がりの時期ならばいざ知らず、人口減少時代で家余りの昨今、購入する勇気はないな…。何でも、タワマンの低層階の住人の中には、ノイローゼになる人もいるとか。高層階から下りてくるエレベータで高層階の人とご一緒すると、低層階の住人=低所得層とみられているという被害妄想に陥ってしまい、それに耐えきれずノイローゼに…。そこまでして買う意味あるのでしょうか?2017/07/09

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