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内容説明
2000年代後半より、欧米経済、アジア経済の危機を見事に予見・的中させてきた新進気鋭の著者。また、2015年8月に出版した著書『日本人が知らない世界の「お金」の流れ』(PHP研究所)の中では「タックス・ヘイブン(租税回避地)を利用して税金の支払いを逃れてきたグローバル企業に批判が集まる」と解説しており、今般の「パナマ文書」問題を言い当てている。なぜ著者は、「お金」と「経済」の流れが見えるのか? 著者は、こう語る。「経済とは歴史。経済学は未来予測の学問ではなくて経済学史で、基本的には慣習法(経済法則)である」たとえば日本には、「損して得取れ」「安物買いの銭失い」などのことわざがあるが、これも慣習法=経済法則とのこと。また近年の原油安やデフレも、16世紀のイギリス国王財政顧問トーマス・グレーシャスが発した「悪貨は良貨を駆逐する」に帰着するという。他にも歴史を遡りながら、その法則を易しく解説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yraurb
2
日本の経済に関することわざをひきつつ、明治以降から現代までの歴史を経済の観点から解説した本。とはいえ比重としてはやはり現代に関することが多い。個人的には「おわりに」の内容が一番残った。2016/06/20
うじ
1
ところどころに、「へー」と言うところがあったが、全般的にタイトルほどの濃さは無いような気がする。2016/09/04
入江・ろばーと
0
これはこれ、って感じかなあ。。2017/06/26
52
0
まず基本的な用語の意味を知らないと理解できない。後半政治の話になると話が薄くてアバウト過ぎ。政治話は他の著名人にまかせ、もっと経済を主にした内容が読みたかった。初心者用の教科書になるような、経済のしくみの本をみつけたい。2017/05/04
由愛
0
一気に読む時間が取れず、やっと読み終えました。2016/12/03