内容説明
「あんたはまだその程度にしか虚刀流を知らないということだ」
無刀の剣士・鑢七花(やすりしちか)と野心を秘めた謎の奇策士・とがめは、一路、西へ！
伝説の刀鍛冶・四季崎記紀(しきざききき)が完成させた“刀”は12本――残る11本は誰が？ 何処に？
刀語、第2話の対戦相手は、因幡砂漠に聳え立つ下酷城・孤高の城主、宇練(うねり)銀閣!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とら
86
アニメの再放送をノイタミナでやるということなので、積んでいたものをそろそろ消化していこうかなあと思った次第です（笑）まあ言わずもがな、十二か月連続刊行という偉業を成し遂げたシリーズではあるので、ページ数とか話の濃密さとかは置いておきましょう。もちろん十二冊で一作品ってのはあると思うのでね。でもそれにしたって、刀を考えたり個性あふれる口癖？（笑）を持った敵とか戦い方とか考えるのキツイですよ絶対。（一番キツイのはアトガタリかもしれないけれどｗ）竹さんのイラストも素敵！純粋に楽しいのでどんどん読み進めますよ！2013/04/02
くろり - しろくろりちよ
41
因幡砂漠に聳え立つ下酷城・孤高の城主、宇練銀閣所持する斬刀・鈍（なまくら）。前巻とは打って変わって圧倒的に土地に優位を持つ相手が放つ刀身も視えぬ速さの居合「零閃」に対し、七花はどう挑むか。背後に守るものがあった方が人間は強くなるかどうかは知らないけれど…。十二本、蒐集へまた一歩。ライトすぎるコメディだがしかし人は死ぬ。このままの一本調子で進むのか…どうであれ、蒐集完了までお供致しましょう。2013/01/23
いおむ
37
楽しく読了。これだけ読みやすいというのもすごいこと。2019/04/13
シュエパイ
27
この世に切れぬものは無いなまくらを携え、迎え撃つのは光速の居合い剣士！冒頭の白鷺に対する作者の逆切れっぷりが理不尽で笑ったｗ あぁ、シリーズを通しての戦いぶりとしては、この銀閣が１・２位を争うくらい好きだったなぁ。初めて明確に剣士として相対し、己の持てる技の極限を持って勝利をつかむ。とてもドキドキする対決でした。感情の無い彼にも、少しずつ芽生えてきたものがよくってあこがれたり。私もいつか、あんな言葉を残せるかな。まぁ、その頃には八つ裂きになってるかもしれないけどｗ2013/06/17
nanasi
25
読了。記録忘れ。2014/09/01
